特許
J-GLOBAL ID:200903073934848694

分析用デバイス、およびこれを使用する分析装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 早瀬 憲一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-212486
公開番号(公開出願番号):特開2007-078676
出願日: 2006年08月03日
公開日(公表日): 2007年03月29日
要約:
【課題】固体成分を移送した際や、サンプル溶液の一部を移送した際に、残った溶液が後追いで流入してくることを防ぐことができる分析用デバイスを提供する。【解決手段】サンプル溶液を溶液成分と固体成分に分離する分離室10と、分離された固体成分32を一定量保持する保持流路13と、保持流路に連結される混合室16と、保持流路と分離室の間に連結された溢流流路12と、分離室内に残るサンプル溶液を排出するサンプル溢流室17と、分離室とサンプル溢流室を連結する連結通路14を備え、分離された溶液成分31が毛細管力により溢流流路を優先的に充填した後、分離された固体成分が溢流流路を経て保持流路に移送され所定量の固体成分を計量する。保持流路内の固体成分は遠心力によって混合室へ移送され、同時に分離室内に残留するサンプル溶液は連結通路のサイフォン効果によって、サンプル溢流室に排出される。【選択図】 図15
請求項(抜粋):
分析すべきサンプル溶液が収納され、前記サンプル溶液を内部で移送可能な分析用デバイスにおいて、 前記サンプル溶液を、溶液成分と、固体成分とに、該分析用デバイスの回転によって発生する遠心力を用いて分離するための分離室と、 前記分離室にて分離された前記固体成分の一部が移送され、これを保持するための保持流路と、 前記保持流路と前記分離室との間に設けられた、前記分離室のサンプル溶液を移送するための連結通路により連結される溢流流路と、を備え、 前記分離室で分離されて前記連結通路に存在する溶液成分が、前記溢流流路に優先的に流入した後に、前記分離室で分離された固体成分が、前記連結通路を経由して前記溢流流路に充填され、その後に、前記溢流流路に流入した固体成分の一部が優先的に前記保持流路に流入されて保持される、 ことを特徴とする分析用デバイス。
IPC (3件):
G01N 35/00 ,  G01N 35/08 ,  G01N 37/00
FI (3件):
G01N35/00 D ,  G01N35/08 A ,  G01N37/00 101
Fターム (5件):
2G058BA06 ,  2G058DA07 ,  2G058EA16 ,  2G058EB11 ,  2G058FA07
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平5-508709号公報
審査官引用 (5件)
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