特許
J-GLOBAL ID:200903074767836839

廃水の硝化・脱窒方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-343356
公開番号(公開出願番号):特開平10-180291
出願日: 1996年12月24日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】1槽の反応槽で硝化・脱窒処理を行って廃水中の窒素成分を効率的に除去でき、装置の大幅なコンパクト化を図ることができると共に、処理時間や処理コストを低減できる。【解決手段】コントローラ22は、反応槽12内にエアを曝気すると共に、DOセンサ20で測定されたDO濃度に基づいて反応槽内のDO濃度が0.5〜5mg/lになるように曝気量調整バルブ42の開度を調整し、反応槽12内を好気性状態にする。この好気性状態を10〜20分間維持する。これにより、好気脱窒を効率的に行うための好気性状態が形成されるので、廃水中のアンモニア態窒素は、NH4 →NH2 OH→N2 の反応経路により好気脱窒される。次に、コントローラ22は、反応槽12内への曝気を停止すると共に、反応槽12内のDO濃度が0.5mg/l以下になるようにし、反応槽12内を嫌気性状態にし、この嫌気性状態を15〜60分間維持する。これにより、好気脱窒で残存した硝酸態窒素や亜硝酸態窒素が嫌気脱窒される。
請求項(抜粋):
廃水中のアンモニア態窒素を生物学的に除去する廃水の硝化・脱窒方法において、前記廃水と、1つの反応槽内に共存させた硝化細菌、鉄酸化細菌、脱窒細菌とを接触させると共に、前記反応槽内に、好気性状態と嫌気性状態を少なくとも1回形成することを特徴とする廃水の硝化・脱窒方法。
IPC (5件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ZAB ,  C02F 3/30 ,  C12N 11/04 ,  C12N 11/08
FI (5件):
C02F 3/34 101 B ,  C02F 3/34 ZAB Z ,  C02F 3/30 B ,  C12N 11/04 ,  C12N 11/08 A
引用特許:
出願人引用 (5件)
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