特許
J-GLOBAL ID:200903074890440516

内燃機関の燃料噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 尾仲 一宗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-057014
公開番号(公開出願番号):特開平9-228921
出願日: 1996年02月21日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 内燃機関の燃料噴射装置において、開弁圧力室の圧力を絞り部の作用で閉弁圧力室の圧力より低下させ、ニードル弁を閉弁するリターンスプリングのばね力を低減し、電磁弁を小型化する。【解決手段】 インジェクタ本体1には、ニードル弁5を閉弁方向に燃料圧を付勢する燃料供給口12に連通する閉弁圧力室4及びニードル弁5を開弁方向に燃料圧を付勢する噴口13に連通する開弁圧力室3が形成されている。電磁弁15は、噴口13を開放する方向にニードル弁5を電磁力で駆動する。閉弁圧力室4と開弁圧力室3とを連通する連絡通路14に形成された絞り部10は、閉弁圧力室4に発生する燃料圧より開弁圧力室3に発生する燃料圧を遅延させ、開弁圧力室3内の圧力を閉弁圧力室4の圧力より低減する。
請求項(抜粋):
中空穴と噴口を形成すると共に燃料供給源に通じる燃料供給口を形成したインジェクタ本体、前記インジェクタ本体の前記中空穴内で摺動可能に保持されて前記噴口を開閉するニードル弁、前記ニードル弁を前記噴口を開放する方向に電磁力を付勢するアクチュエータ、前記インジェクタ本体に形成され且つ前記ニードル弁を閉弁方向に燃料圧を付勢する前記燃料供給口に連通する閉弁圧力室、前記インジェクタ本体に形成され且つ前記ニードル弁を開弁方向に燃料圧を付勢する前記噴口に連通する開弁圧力室、前記閉弁圧力室と前記開弁圧力室とを連通する前記インジェクタ本体に形成された連絡通路、及び前記連絡通路に設けられた前記閉弁圧力室に発生する燃料圧より前記開弁圧力室に発生する燃料圧を遅延させる絞り部、から成る内燃機関の燃料噴射装置。
IPC (3件):
F02M 51/08 ,  F02M 51/06 ,  F02M 61/20
FI (3件):
F02M 51/08 M ,  F02M 51/06 Z ,  F02M 61/20 N
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 内燃機関用の燃料噴射弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-163045   出願人:ガンサー-ハイドロマグ
  • 燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-145900   出願人:日本電装株式会社
  • 燃料噴射装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-272140   出願人:日本電装株式会社
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