特許
J-GLOBAL ID:200903074960998536

符号分割アレイ・アンテナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 紋田 誠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-332016
公開番号(公開出願番号):特開2003-133837
出願日: 2001年10月30日
公開日(公表日): 2003年05月09日
要約:
【要約】【課題】 面状に配置された複数のアンテナエレメントの同時刻の信号を用いて、分離すべき信号各々に対して重み付け加算する操作を、限られた数の信号線のみを用いて行う符号分割アレイ・アンテアにおいて、アンテナエレメントブロックの故障時に、全体としての故障状況の緩和を計ること。【解決手段】 受信信号に対して、列毎に同時に縦方向に順次加算し、次いで、分離すべき信号チャンネル各々に対して横方向に順次加算して、複数のアンテナエレメントの重み付け加算する操作を行う符号分割アレイ・アンテアであって、各アンテナエレメントブロックの故障時に、隣接するアンテナエレメントブロックの信号を利用して、バイパス処理や加算重み付け処理を施して、故障状況を緩和する。
請求項(抜粋):
縦方向及び横方向にそれぞれ列及び行を形成して面状に配置される複数のアンテナエレメントを有し、前記アンテナエレメントより取り出された信号を所定時間間隔で同期してサンプリングするサンプリング手段、このサンプリング手段でサンプリングされたサンプリング信号を、列毎に縦方向に隣接する前記アンテナエレメント毎に第1の単位遅延時間づつ順次長く設定された時間だけ遅延させるとともに、縦方向の指向性を決める振幅および位相を調整する第1の遅延・調整手段、この第1の遅延・調整手段で調整された信号を、前記第1の遅延・調整手段の遅延時間の短い側から縦方向に逐次加算するための第1の加算手段を有する、各アンテナエレメントに対応して設けられたアンテナエレメントブロックと、各列に対応して設けられ、縦方向に加算された信号を、横方向に隣接する列毎に第2の単位遅延時間づつ順次長く設定された時間で遅延させる第2の遅延手段と、各列に対応し且つ分離すべき信号チャンネル数に対応して設けられ、前記第2の遅延手段でそれぞれ遅延された信号に、横方向の指向性を決める振幅および位相を調整する第2の調整手段と、これら第2の調整手段で調整された信号を前記第2の遅延手段の遅延時間の短い側から逐次加算するための第2の加算手段と、を備え、前記面状に配置された複数のアンテナエレメントの同時刻の信号の重み付け加算する操作を、まず、列毎に同時に縦方向に順次加算し、次いで、列毎に縦方向に加算された信号を、分離すべき信号チャンネル各々に対して横方向に順次加算して行う、符号分割アレイ・アンテナにおいて、前記各アンテナエレメントブロックに、当該アンテナエレメントブロック内の前記各手段を含む構成要素の故障を検出する故障検出手段と、前記第1の加算手段をバイパスするバイパス遅延手段とを設けるとともに、前記第1の遅延・調整手段を、当該アンテナエレメントブロックでの振幅及び位相を調整するための調整値或いは、この調整値に隣接するアンテナエレメントブロックでの振幅及び位相を調整するための調整値を加えた加算調整値を選択可能にし、当該アンテナエレメントブロックの前記故障検出手段により、前記バイパス遅延手段で前記第1加算手段をバイパスするとともに、前記隣接するアンテナエレメントブロックの前記第1の遅延・調整手段の調整値として、前記加算調整値を選択することを特徴とする符号分割アレイ・アンテナ。
IPC (2件):
H01Q 3/26 ,  H04J 13/00
FI (2件):
H01Q 3/26 Z ,  H04J 13/00 A
Fターム (16件):
5J021AA05 ,  5J021AA06 ,  5J021AA09 ,  5J021AA11 ,  5J021DB02 ,  5J021DB03 ,  5J021EA04 ,  5J021FA09 ,  5J021FA14 ,  5J021FA29 ,  5J021FA31 ,  5J021GA02 ,  5J021HA05 ,  5J021HA10 ,  5K022EE01 ,  5K022EE32
引用特許:
審査官引用 (3件)

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