特許
J-GLOBAL ID:200903075356274569

二輪車用ラジアルタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-124620
公開番号(公開出願番号):特開2002-316512
出願日: 2001年04月23日
公開日(公表日): 2002年10月29日
要約:
【要約】【課題】 耐久性、振動吸収性及び旋回安定性を両立することのできる二輪車用ラジアルタイヤを提供すること。【解決手段】 スパイラルベルト層22の上部ショルダー部側にのみ傾斜ベルト層24を配置したので、直進走行時にはトレッドの剛性の低い部分が接地し、乗り心地性及び振動吸収性が向上する。旋回時には、スパイラルベルト層22と傾斜ベルト層24とで補強された部分が接地するため、十分なサイドフォースを発生させることができ、旋回安定性が向上する。スパイラルベルト層22のコード22Aと傾斜ベルト層24のコード24Aとの間のゴムゲージdと、コード24Aの径Dとの比率d/Dを0.3〜2.0としたので、層間の剪断歪みが抑えられ亀裂の発生が抑えられる。傾斜ベルト層24によるスパイラルベルト層22の変形抑制効果が得られ、旋回時の操縦安定性が確実に得られる。
請求項(抜粋):
左右一対のビード部に埋設されたビードコアと、一方のビード部から他方のビード部にトロイド状に跨がり端部分が前記ビードコアに巻回されて前記ビードコアに係止された少なくとも1枚のラジアルカーカスと、前記ラジアルカーカスのタイヤ径方向外側に配置され単線または並列した複数本のコードを被覆ゴム中に埋設してなる帯状のゴム被覆コード層を実質的にタイヤの周方向に向かう角度でスパイラル状に巻回してなるスパイラルベルト層と、前記スパイラルベルト層のタイヤ径方向外側のショルダー部側に配置され、複数本のコードをタイヤ軸方向に対して0〜60度の角度で傾斜させて被覆ゴム中に埋設してなる傾斜ベルト層と、前記スパイラルベルト層及び前記傾斜ベルト層のタイヤ径方向外側に配置されたトレッドと、を備えた二輪車用ラジアルタイヤであって、前記スパイラルベルト層のコードと前記傾斜ベルト層のコードとの間のゴムゲージをd、前記傾斜ベルト層のコードの径をDとしたときに、d/Dが0.3〜2.0の範囲内に設定されていることを特徴とする二輪車用ラジアルタイヤ。
IPC (3件):
B60C 9/18 ,  B60C 9/20 ,  B60C 9/22
FI (5件):
B60C 9/18 M ,  B60C 9/18 J ,  B60C 9/20 F ,  B60C 9/20 G ,  B60C 9/22 D
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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