特許
J-GLOBAL ID:200903076118299037

ベルト張力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-147713
公開番号(公開出願番号):特開平11-223255
出願日: 1998年05月28日
公開日(公表日): 1999年08月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 摺動面が高温になっても摩耗量が少なく、かつ焼き付きを起こさずに支点軸を支持し、また支点軸への軸受材の付着量が少なく長寿命で低価格のベルト張力調整装置を提供することである。【解決手段】 支点軸1に回動自在に取り付けられたプーリアーム4をベルトの緊張方向に揺動させるベルト張力調整装置において、支点軸1の滑り軸受3を、下記の式で表わされる熱可塑性ポリイミド樹脂、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂およびポリシアノアリールエーテル樹脂からなる群から選ばれる一種以上の樹脂を65〜85容量%、四フッ化エチレン樹脂15〜35容量%を必須成分とする樹脂組成物で形成し、またはこれに繊維状芳香族ポリアミド樹脂を2〜15容量%含有する樹脂組成物で形成する。
請求項(抜粋):
固定の支点軸に回動自在にプーリアームを取り付け、このプーリアームの一端にベルト係合用のテンションプーリを取り付け、前記プーリアームの他端にはダンパのピストンロッドを当接させ、このピストンロッドの押圧によって前記プーリアームをベルトの緊張方向に揺動させるベルト張力調整装置において、前記支点軸の滑り軸受を、下記の化1の式で表わされる熱可塑性ポリイミド樹脂、芳香族ポリエーテルケトン樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂およびポリシアノアリールエーテル樹脂からなる群から選ばれる一種以上の樹脂を65〜85容量%、四フッ化エチレン樹脂15〜35容量%を必須成分とする樹脂組成物で形成したことを特徴とするベルト張力調整装置。【化1】(式中、Xは直結または炭素数1〜10の炭化水素基、六フッ素化されたイソプロピリデン基、カルボニル基、チオ基およびスルホン基からなる群より選ばれた基を表し、R1〜R4は水素、炭素数1〜5の低級アルキル基、炭素数1〜5の低級アルコキシ基、塩素または臭素を表し、互いに同じであっても異なっていてもよい。Yは炭素数2以上の脂肪族基、環式脂肪族基、単環式芳香族基、縮合多環式芳香族基、芳香族基が直接または架橋員により相互に連結された非縮合多環式芳香族基からなる群から選ばれた4価の基を表す)
IPC (8件):
F16H 7/12 ,  C08L 71/00 ,  C08L 73/00 ,  C08L 79/08 ,  C08L 81/02 ,  F16C 33/20 ,  C08L 27:18 ,  C08L 77:10
FI (6件):
F16H 7/12 A ,  C08L 71/00 ,  C08L 73/00 ,  C08L 79/08 Z ,  C08L 81/02 ,  F16C 33/20 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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