特許
J-GLOBAL ID:200903076298821534

能動型騒音振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317371
公開番号(公開出願番号):特開平11-149291
出願日: 1997年11月18日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】伝達関数のバラツキや変化に伴う制御の不安定性等を低減したい。【解決手段】ステップ201において、伝達関数Cの同定処理を実行して新たな伝達関数フィルタC^を求める。次いで、ステップ202に移行し、ステップ201で求めた伝達関数フィルタC^の各フィルタ係数C^i のうちから、絶対値が最大である最大フィルタ係数C^imaxを選出する。次いで、ステップ203に移行し、最大フィルタ係数C^imaxと、基準となる伝達関数フィルタC^L の各フィルタ係数C^Liのうちの絶対値が最大の最大フィルタ係数C^Limax との比Aを演算する。次いでステップ204に移行し、ステップ201で求めた新たな伝達関数フィルタC^の全てのフィルタ係数C^i を値A2 で割り、その結果をフィルタ係数C^i として使用する。
請求項(抜粋):
騒音源又は振動源から発せられる騒音又は振動と干渉する制御音又は制御振動を発生可能な制御音源又は制御振動源と、前記騒音又は振動の発生状態を表す基準信号を生成し出力する基準信号生成手段と、前記干渉後の騒音又は振動を検出し残留騒音信号又は残留振動信号として出力する残留騒音検出手段又は残留振動検出手段と、フィルタ係数可変の適応ディジタルフィルタと、前記基準信号及び前記適応ディジタルフィルタに基づいて前記制御音源又は制御振動源を駆動する駆動信号を生成し出力する駆動信号生成手段と、前記制御音源又は制御振動源と前記残留騒音検出手段又は残留振動検出手段との間の伝達関数をモデル化した伝達関数フィルタと、前記基準信号及び前記伝達関数フィルタに基づき逐次更新型の適応アルゴリズムに従って前記騒音又は振動が低減するように前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数を更新するフィルタ係数更新手段と、前記伝達関数のゲインの増減に伴う前記適応ディジタルフィルタのフィルタ係数の更新量の増減を相殺するようにそのフィルタ係数の更新式を調整する更新式調整手段と、を備えたことを特徴とする能動型騒音振動制御装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  F16F 15/02 ,  G05B 13/02 ,  G05D 19/02
FI (5件):
G10K 11/16 H ,  F16F 15/02 A ,  G05B 13/02 S ,  G05B 13/02 D ,  G05D 19/02 D
引用特許:
審査官引用 (4件)
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