特許
J-GLOBAL ID:200903076366780132

胃腸障害の処置のための4-(アミノメチル)-ピペリジンベンズアミド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589532
公開番号(公開出願番号):特表2002-533337
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】本発明は式(I)の化合物、それらの立体化学的異性体、それらのN-オキシド形態又は製薬学的に許容され得るそれらの酸付加塩に関し、-R1-R2-は式の2価の基であり、ここで該2価の基において、1つもしくは2つの水素原子がC1-6アルキルもしくはヒドロキシで置き換えられていることができ;R3は水素又はハロであり;R4は水素又はC1-6アルキルであり;R5は水素又はC1-6アルキルであり;LはC3-6シクロアルキル、オキソC5-6シクロアルキル、C2-6アルケニルであるか、あるいはLは式-Alk-R6、Alk-X-R7、-Alk-Y-C(=O)-R9又は-Alk-Y-C(=O)-NR11R12の基であり、ここで各AlkはC1-12アルカンジイルであり;R6は水素、アミノ、シアノ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C3-6シクロアルキル、オキソC5-6シクロアルキル、アリール又は複素環式環系であり;R7は水素、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキルC3-6シクロアルキル、アリール又は複素環式環系であり;XはO、S、SO2又はNR8であり;該R8は水素又はC1-6アルキルであり;R9は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルキルオキシ、ヒドロキシ又はアリールであり;Yは直接結合又はNR10であり;該R10は水素又はC1-6アルキルであり;R11及びR12はそれぞれ独立して水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキルであるか、あるいはR11とR12は窒素原子と結び付いて場合により置換されていることができるピロリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル又は4-モルホリニル環を形成することができる。該生成物の製造法、該生成物を含む調剤ならびに、特に胃腸障害の処置もしくは予防のための薬剤としてのそれらの使用を開示する。【化1】
請求項(抜粋):
式(I)【化1】[式中、-R1-R2-は、式 -O-CH2-O- (a-1)、 -O-CH2-CH2- (a-2)、 -O-CH2-CH2-O- (a-3)、 -O-CH2-CH2-CH2- (a-4)、 -O-CH2-CH2-CH2-O- (a-5)、 -O-CH2-CH2-CH2-CH2- (a-6)、 -O-CH2-CH2-CH2-CH2-O- (a-7)、 -O-CH2-CH2-CH2-CH2-CH2- (a-8)、の2価の基であり、ここで該2価の基において、場合により同一もしくは異なる炭素原子上の1つもしくは2つの水素原子はC1-6アルキルもしくはヒドロキシで置き換えられていることができ、R3は水素又はハロであり;R4は水素又はC1-6アルキルであり;R5は水素又はC1-6アルキルであり;LはC3-6シクロアルキル、オキソC5-6シクロアルキル又はC2-6アルケニルであるか、 あるいはLは式 -Alk-R6 (b-1)、 -Alk-X-R7 (b-2)、 -Alk-Y-C(=O)-R9 (b-3)、又は -Alk-Y-C(=O)-NR11R12 (b-4)、の基であり、ここで各AlkはC1-12アルカンジイルであり;R6は水素、シアノ、アミノ、C1-6アルキルスルホニルアミノ、C3-6シクロアルキル、オキソC5-6シクロアルキル、アリール又はHet1であり;R7は水素、C1-6アルキル、ヒドロキシC1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、アリール又はHet2であり;XはO、S、SO2又はNR8であり;該R8は水素又はC1-6アルキルであり;R9は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルキルオキシ、ヒドロキシ又はアリールであり;Yは直接結合、NR10、O、S、O-(CH2)n-、S-(CH2)n-又は-NR10-(CH2)n-であり、ここでnは1〜6の整数であり、R10は水素又はC1-6アルキルであり;R11及びR12はそれぞれ独立して水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキルであるか、あるいはR11とR12はR11及びR12を有する窒素原子と一緒になってピロリジニル又はピペリジニル環を形成することができ、両者は場合によりC1-6アルキル、アミノ又はモノもしくはジ(C1-6アルキル)アミノで置換されていることができるか、あるいは該R11とR12はR11及びR12を有する窒素と一緒になってピペラジニル又は4-モルホリニル基を形成することができ、両者は場合によりC1-6アルキルで置換されていることができ;各アリールは非置換フェニル又はハロ、ヒドロキシ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ-スルホニル、C1-6アルキルカルボニル、ニトロ、トリフルオロメチル、アミノ又はアミノカルボニルからそれぞれ独立して選ばれる1つ、2つもしくは3つの置換基で置換されているフェニルを示し;Het1及びHet2はそれぞれ独立してフラン;C1-6アルキルもしくはハロで置換されているフラン;テトラヒドロフラン;C1-6アルキルで置換されているテトラヒドロフラン;ジオキソラン;C1-6アルキルで置換されているジオキソラン;ジオキサン;C1-6アルキルで置換されているジオキサン;テトラヒドロピラン;C1-6アルキルで置換されているテトラヒドロピラン;ピロリジニル;ハロ、ヒドロキシ、シアノ又はC1-6アルキルからそれぞれ独立して選ばれる1つもしくは2つの置換基で置換されているピロリジニル;ピリジニル;ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-6アルキルからそれぞれ独立して選ばれる1つもしくは2つの置換基で置換されているピリジニル;ピリミジニル;ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノならびにモノ及びジ(C1-6アルキル)アミノからそれぞれ独立して選ばれる1つもしくは2つの置換基で置換されているピリミジニル;ピリダジニル;ヒドロキシ、C1-6アルキルオキシ、C1-6アルキル又はハロからそれぞれ独立して選ばれる1つもしくは2つの置換基で置換されているピリダジニル;ピラジニル;ハロ、ヒドロキシ、シアノ、C1-6アルキル、C1-6アルキルオキシ、アミノ、モノ-及びジ(C1-6アルキル)アミノならびにC1-6アルキルオキシカルボニルからそれぞれ独立して選ばれる1つもしくは2つの置換基で置換されているピラジニルから選ばれ;Het1はまた式【化2】の基であることもでき、Het1及びHet2はそれぞれ独立してまた式【化3】の基から選ばれることもでき、R13及びR14はそれぞれ独立して水素又はC1-4アルキルである]の化合物、それらの立体化学的異性体形態、それらのN-オキシド形態、それらのプロドラッグあるいは製薬学的に許容され得るそれらの酸もしくは塩基付加塩。
IPC (12件):
C07D405/12 ,  A61K 31/4523 ,  A61K 31/4525 ,  A61K 31/453 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/519 ,  A61P 1/04 ,  A61P 1/08 ,  A61P 1/14 ,  C07D405/14 ,  C07D417/14 ,  C07D513/04 355
FI (12件):
C07D405/12 ,  A61K 31/4523 ,  A61K 31/4525 ,  A61K 31/453 ,  A61K 31/454 ,  A61K 31/519 ,  A61P 1/04 ,  A61P 1/08 ,  A61P 1/14 ,  C07D405/14 ,  C07D417/14 ,  C07D513/04 355
Fターム (36件):
4C063AA01 ,  4C063AA03 ,  4C063BB09 ,  4C063CC25 ,  4C063CC28 ,  4C063CC62 ,  4C063CC76 ,  4C063CC79 ,  4C063CC80 ,  4C063CC81 ,  4C063CC82 ,  4C063CC83 ,  4C063DD10 ,  4C063EE01 ,  4C072AA01 ,  4C072BB02 ,  4C072CC02 ,  4C072CC16 ,  4C072DD06 ,  4C072UU01 ,  4C086AA01 ,  4C086AA03 ,  4C086AA04 ,  4C086BA06 ,  4C086BA08 ,  4C086BA10 ,  4C086BA12 ,  4C086BA15 ,  4C086BA16 ,  4C086CB27 ,  4C086GA12 ,  4C086MA04 ,  4C086NA14 ,  4C086ZA66 ,  4C086ZA69 ,  4C086ZA71
引用特許:
審査官引用 (8件)
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引用文献:
審査官引用 (2件)

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