特許
J-GLOBAL ID:200903076503371300

亜鉛系めっき鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 田中 久喬 ,  内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-358029
公開番号(公開出願番号):特開2006-159273
出願日: 2004年12月10日
公開日(公表日): 2006年06月22日
要約:
【課題】 亜鉛系めっき鋼板の高速ガスシールドアーク溶接において、アークの安定性に優れ、スパッター発生量が少なく、溶接金属部での欠陥発生を抑制し、継手の引張強さ、疲労強度が高い信頼性ある継手を作製することが可能な、実操業に適した安定した技術を提供することを目的とする。【解決手段】 溶接速度が0.8〜1.7m/分の亜鉛系めっき鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法において、シールドガスとしてアルゴンに10〜25%の炭酸ガスが添加されたガスあるいはアルゴンに2〜6%の酸素ガスが添加されたガスを用い、溶接ワイヤ直径に応じて、1パルス当たりの平均ピーク電流Ip、平均時間幅Tp、平均ベース電流Ibが所定範囲を満足する矩形波パルスが周期的に印可された電流波形に制御し、溶接トーチの先端を溶接線方向に、振動変位:3〜7mm、振動周波数:5〜40Hzで振動させながらアーク溶接を行う。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
溶接速度が0.8〜1.7m/分の亜鉛系めっき鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法において、シールドガスとしてアルゴンに10〜25%の炭酸ガスが添加されたガスあるいはアルゴンに2〜6%の酸素ガスが添加されたガスを用い、1パルス当たりの平均ピーク電流Ip、平均時間幅Tp、平均ベース電流Ibが下記条件を満足する矩形波パルスが周期的に印可された電流波形に制御し、溶接トーチの先端を溶接線方向に、振動変位:3〜7mm、振動周波数:5〜40Hzで振動させながらアーク溶接することを特徴とする亜鉛系めっき鋼板の高速ガスシールドアーク溶接方法。 (I)D=0.7mm以上1.0mm未満の場合 Ip=350〜450A、Tp=0.2〜1.0ms、Ib=15〜55A (II)D=1.0mm以上1.2mm未満の場合 Ip=350〜450A、Tp=0.4〜1.4ms、Ib=15〜55A (III)D=1.2mm以上1.4mm未満の場合 Ip=400〜500A、Tp=0.8〜2.0ms、Ib=20〜90A (IV)D=1.4mm以上1.6mm未満の場合 Ip=450〜550A、Tp=1.6〜2.4ms、Ib=30〜90A ただし、Dは溶接ワイヤの直径(mm)、Ipは1パルス当たりの平均ピーク電流(A)、Tpは1パルス当たりの平均時間幅(ms)、Ibはパルス間の平均ベース電流を示す。
IPC (4件):
B23K 9/173 ,  B23K 9/022 ,  B23K 9/09 ,  B23K 9/23
FI (4件):
B23K9/173 C ,  B23K9/022 Z ,  B23K9/09 ,  B23K9/23 K
Fターム (30件):
4E001BB08 ,  4E001CA07 ,  4E001DA05 ,  4E001DD02 ,  4E001DD04 ,  4E001DD05 ,  4E001DE04 ,  4E001DF04 ,  4E001EA01 ,  4E001EA03 ,  4E001EA04 ,  4E001EA08 ,  4E081AA03 ,  4E081BA02 ,  4E081BA12 ,  4E081CA08 ,  4E081CA09 ,  4E081DA12 ,  4E081DA49 ,  4E081DA63 ,  4E081DA64 ,  4E081FA09 ,  4E082BA01 ,  4E082BA04 ,  4E082EA01 ,  4E082EA11 ,  4E082EF15 ,  4E082EF16 ,  4E082EF21 ,  4E082EF28
引用特許:
出願人引用 (14件)
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