特許
J-GLOBAL ID:200903076557085434

摩擦ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-166779
公開番号(公開出願番号):特開2009-002120
出願日: 2007年06月25日
公開日(公表日): 2009年01月08日
要約:
【課題】相手板材の錆による摩擦係数の変動を抑制できる摩擦ダンパーを得る。【解決手段】摩擦ダンパー10は、主に、板材12と、滑り材14と、相手板18、22と、保護板16、20と、で構成されている。地震等の揺れが生じると、滑り材14と保護板16、20との界面で摩擦力が発生し、揺れの振動エネルギーが徐々に減衰され、建物100の制震が行われる。ここで、保護板16、20がステンレス板であり、相手板18、22の表面が保護板16、20で防錆されている。このため、保護板16、20と滑り材14との間の摩擦面において、錆による摩擦力F1又はF2の変化が起こりにくく、摩擦ダンパー10の制震効果を維持できる。また、相手板18、22の表面に防錆のための表面処理を施す必要がなく、保護板16、20を貼り付けるのみでよいので、摩擦ダンパー10の施工が容易となる。【選択図】図2
請求項(抜粋):
一の建築構造体に取り付けられる板材と、 前記板材に固定された滑り材と、 前記板材と対向配置され、前記一の建築構造体と相対移動する他の建築構造体に取り付けられる相手板材と、 前記滑り材に当接するとともに前記相手板材の表面を覆って防錆する保護部材と、 を設けたことを特徴とする摩擦ダンパー。
IPC (2件):
E04H 9/02 ,  F16F 15/02
FI (2件):
E04H9/02 301 ,  F16F15/02 E
Fターム (11件):
2E139AA01 ,  2E139AB03 ,  2E139AB11 ,  2E139AC19 ,  2E139AC43 ,  2E139BA20 ,  2E139BD02 ,  2E139BD36 ,  3J048AC01 ,  3J048BE12 ,  3J048EA38
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)

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