特許
J-GLOBAL ID:200903019695893726

摩擦ダンパー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-111038
公開番号(公開出願番号):特開2003-307253
出願日: 2002年04月12日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 摩擦板を接着固定する必要が無く、低コスト化が図れて、免振装置のダンパーへの適用も可能で、経年耐久性にも優れる摩擦ダンパーを提供する。【解決手段】 振動により相対変位する2部材の一方に属する第1圧接板14を挟んでその両側に、他方に属する一対の第2圧接板10,12を互いに重合させボルト16の軸力を付加した摩擦ダンパーにおいて、第2圧接板10,12と第1圧接板14との間には、摩擦板22と滑動板Sとを対にして挟み込んでボルト接合部を7層構造となし、該ボルト接合部は、該第1または第2圧接板10,12及び14のいずれか一方と該滑動板Sとの間、並びに該第1または第2圧接板10,12及び14のいずれか他方と該摩擦板22との間の両摩擦係数を、該摩擦板22と該滑動板Sとの間の摩擦係数より大きくして、相対振動エネルギーを、圧接板10,12及び14の相対移動時の摩擦力で吸収減衰する。
請求項(抜粋):
振動により互いに相対変位する2つの部材の一方に属する第1圧接板と、他方の部材に属する第2圧接板とを互いに重合するとともに、両圧接板間に相対移動を可能にしてボルト軸力を付加し、両圧接板間に入力される振動変位力により、これら両者の相対移動が許容され、このときに発生する摩擦抵抗力によって、上記2つの部材間の振動を減衰するようにした摩擦ダンパーにおいて、上記第2圧接板を上記第1圧接板の両側に一対配設して該第1圧接板を該第2圧接板で挟み込むとともに、これら第1圧接板と第2圧接板との間に、摩擦板と滑動板とを対にして挟み込んでボルト接合部を7層構造となし、かつ該ボルト接合部は、該第1または第2圧接板のいずれか一方と該滑動板との間、並びに該第1または第2圧接板のいずれか他方と該摩擦板との間の両摩擦係数を、該摩擦板と該滑動板との間の摩擦係数より大きくして、接着剤を全く用いない完全乾式接合構造としたことを特徴とする摩擦ダンパー。
IPC (3件):
F16F 15/02 ,  E04B 1/24 ,  E04B 1/98
FI (4件):
F16F 15/02 E ,  E04B 1/24 E ,  E04B 1/98 E ,  E04B 1/98 M
Fターム (16件):
2E001DG02 ,  2E001FA24 ,  2E001GA02 ,  2E001GA24 ,  2E001HB03 ,  2E001HB06 ,  2E001HB08 ,  2E001JA22 ,  2E001JA24 ,  2E001JA29 ,  3J048AA06 ,  3J048AC01 ,  3J048BC05 ,  3J048BD03 ,  3J048BE12 ,  3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (6件)
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