特許
J-GLOBAL ID:200903076613561902

高分子分散型液晶表示素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-346051
公開番号(公開出願番号):特開平7-181454
出願日: 1993年12月24日
公開日(公表日): 1995年07月21日
要約:
【要約】【目的】 印加電圧-透過率特性のヒステリシスが小さく、かつ、その急峻性が高い高分子分散型液晶表示素子及びその製造方法を提供することである。【構成】 透明基板12上に液晶と重合材料との混合溶液21の層を配置し、この混合溶液21中の重合材料を重合して液晶と樹脂17とを相分離するとともに混合溶液21の層を押圧することにより、内部の液晶カプセル18を押圧し、平板状の扁平な液晶カプセル18を形成する。樹脂17近傍の液晶分子19は液晶カプセル18の壁面に沿って配向し、この配向状態は液晶カプセル18の中央部の液晶分子にも波及する。従って、液晶分子19のチルトは、電界無印加の状態においてほぼ揃った状態となる。このため、液晶素子の電気-光学特性はヒステリシスが小さく、急峻なものとなる。
請求項(抜粋):
内面に電極をそれぞれ設けた一対の基板間に樹脂と液晶との複合膜からなる高分子分散液晶層を設けた高分子分散型液晶表示素子において、液晶と樹脂との境界面を前記基板にほぼ平行としたことを特徴とする高分子分散型液晶表示素子。
引用特許:
審査官引用 (7件)
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