特許
J-GLOBAL ID:200903076661054133

インバータのデッドタイム補償回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 篠部 正治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-023397
公開番号(公開出願番号):特開平10-225142
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】インバータを構成する上下アームの短絡防止用に設定しているデッドタイムが原因で生じる不具合を適切に補償できるようにすることにある。【解決手段】2相回転座標系の出力電流指令値を2相極座標系の出力電流指令値に変換する逆ベクトルドレア21を設けるが、これの座標基準軸は基準位相指令値 sinωt よりも位相がφだけ進んだsin(ωt +φ) とする。これを二相/三相変換器22で三相極座標系の出力電流指令値に変換した後、電流極性検出器14に与える構成のデッドタイム補償回路30を設ける。または三相極座標系の出力電流指令信号の制御遅れ時間分だけ先行した時点での大きさを予測する予測演算回路31と電流極性検出器14で、電流極性切り換え時点を制御遅れ時間分だけ進ませる構成のデッドタイム補償回路40を設ける。
請求項(抜粋):
キャリア波と制御信号との大小関係に対応して上側アームと下側アームとを交互にオン・オフさせる際に、デッドタイムを設けて前記上下アームの同時オンを防止して電力変換する電圧形インバータの出力電流信号,又は当該電圧形インバータの出力電流指令信号の極性を検出し、その検出極性に対応して+1または-1を出力する電流極性検出器と、この電流極性検出器の出力信号である+1または-1に補償量Δλを乗算する補償量演算器と、この補償量演算器の出力信号をインバータの出力電圧信号に加算する加算回路とを備えているインバータのデッドタイム補償回路において、前記出力電流信号,又は出力電流指令信号の位相を制御遅れ時間分だけ進ませる位相補正回路を備え、この位相補正回路の出力信号を前記電流極性検出器へ入力させることを特徴とするインバータのデッドタイム補償回路。
IPC (2件):
H02M 7/537 ,  H02M 5/14
FI (2件):
H02M 7/537 C ,  H02M 5/14 A
引用特許:
審査官引用 (4件)
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