特許
J-GLOBAL ID:200903076744607096

エコーキャンセラ回路及び反響消去方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-339162
公開番号(公開出願番号):特開2000-165299
出願日: 1998年11月30日
公開日(公表日): 2000年06月16日
要約:
【要約】【課題】エコーキャンセラ装置におけるエコー経路の推定動作を同一回路に集約することで演算処理の効率化を図る。さらに、通話状態の判断に関しても、演算処理を集約することで推定判断の確度を向上させ通話品質の改善を図る。【解決手段】共通推定動作制御回路で2地点の通話状態を検出する。この通話状態に応じて、共通エコー経路推定回路では両地点のフィルタ係数の修正量の演算処理を行う。演算結果をもとに疑似エコー生成回路11-1、11-2では前記フィルタ係数の修正量13-1、13-2と参照信号6-1、6-2により、疑似エコー信号14-1、14-2を生成する。次に、減算器12-1、12-2では送信入力信号5-1とエコー4-1の和、送信入力信号5-2とエコー4-2の和から前記疑似エコー信号14-1、14-2をそれぞれ減算することで、ハイブリッドトランスで発生するエコー4-1、4-2を消去する。
請求項(抜粋):
2地点間で双方向伝送を行う伝送システムにおいて発生する上り方向、下り方向のエコーを消去するエコーキャンセラ回路であって、前記エコーキャンセラ回路は、前記上り方向のエコー及び下り方向のエコーのいずれの大きさも監視し、その結果に基づき前記エコーを消去するためのエコー制御信号を出力する共通推定回路と、前記エコー制御信号に基づき、上り方向疑似エコー信号及び下り方向疑似エコー信号を生成し、該上り方向疑似エコー信号及び下り方向疑似エコー信号を前記上り方向及び前記下り方向の伝送路を伝搬する上り方向伝搬信号及び下り方向伝搬信号の各々から除去する疑似エコー生成回路とを備えていることを特徴とするエコーキャンセラ回路。
IPC (2件):
H04B 3/20 ,  H03H 15/00
FI (2件):
H04B 3/20 ,  H03H 15/00
Fターム (15件):
5J023AB03 ,  5J023AC08 ,  5J023AD01 ,  5J023DB05 ,  5J023DC07 ,  5J023DD01 ,  5K046AA01 ,  5K046HH11 ,  5K046HH18 ,  5K046HH24 ,  5K046HH53 ,  5K046HH56 ,  5K046HH60 ,  5K046HH77 ,  5K046HH78
引用特許:
審査官引用 (5件)
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