特許
J-GLOBAL ID:200903076868403987

新規なプロピレン-エチレンランダムブロック共重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-136947
公開番号(公開出願番号):特開2005-314621
出願日: 2004年04月30日
公開日(公表日): 2005年11月10日
要約:
【課題】ブロックタイプのリアクターTPOにおいて、冷凍低温における耐衝撃性及び耐白化性を向上させ、柔軟性や常温耐衝撃性及び耐熱性などをバランス良く改良し、ベタツキやブリードアウトも抑制する。【解決手段】メタロセン系触媒を用いて、第1工程で結晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(A)を30〜70wt%、第2工程で成分(A)よりも12〜20wt%エチレンを多く含む低結晶性あるいは非晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(B)を70〜30wt%逐次重合することにより得られ、次の条件を満たすプロピレン-エチレンランダムブロック共重合体。(i)成分(A)が示差走査型熱量計による融解ピーク温度105〜145°Cを有する(ii)固体粘弾性測定により得られる温度-損失正接曲線において、0°C以下にtanδ曲線が2つのピークを有し、高温側のピーク温度のTg1と低温側のピーク温度のTg2とにおいて、Tg1-Tg2<30°Cである
請求項(抜粋):
メタロセン系触媒を用いて、第1工程で結晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(A)を30〜70wt%、第2工程で成分(A)に含まれるエチレン含量よりも12〜20wt%エチレンを多く含む低結晶性あるいは非晶性プロピレン-エチレンランダム共重合体成分(B)を70〜30wt%逐次重合することにより得られ、以下の(i)及び(ii)の条件を満たすことを特徴とするプロピレン-エチレンランダムブロック共重合体。 (i)成分(A)が示差走査型熱量計(DSC)による融解ピーク温度Tm(A)105〜145°Cを有すること。 (ii)固体粘弾性測定(DMA)により得られる温度-損失正接(tanδ)曲線において、0°C以下にtanδ曲線が2つのピークを有し、高温側のピーク温度(°C)のTg1と低温側のピーク温度(°C)のTg2とにおいて、Tg1-Tg2が30°C未満であること。
IPC (3件):
C08F293/00 ,  B65D65/02 ,  B65D65/40
FI (3件):
C08F293/00 ,  B65D65/02 E ,  B65D65/40 D
Fターム (24件):
3E086BA02 ,  3E086BA04 ,  3E086BA15 ,  3E086BA35 ,  3E086BB41 ,  3E086BB42 ,  3E086BB85 ,  3E086BB90 ,  3E086DA08 ,  4J026HA03 ,  4J026HA04 ,  4J026HA20 ,  4J026HA27 ,  4J026HA39 ,  4J026HB03 ,  4J026HB04 ,  4J026HB20 ,  4J026HB27 ,  4J026HB39 ,  4J026HB47 ,  4J026HB48 ,  4J026HE01 ,  4J026HE02 ,  4J026HE05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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