特許
J-GLOBAL ID:200903076904772170

脂環式アルコ-ル類の製造方法及び分離方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 幸久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-017825
公開番号(公開出願番号):特開2000-038360
出願日: 1999年01月27日
公開日(公表日): 2000年02月08日
要約:
【要約】【課題】 脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物から、該モノオール類とジオール類とを効率よく分離する。【解決手段】 脂環式アルコール類の分離方法は、(1)(b)脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物を、水性溶媒と芳香族系有機溶媒などの有機溶媒とを用いた抽出操作に付し、脂環式モノオール類を有機溶媒層に、脂環式ジオール類を水性溶媒層にそれぞれ分配する第1抽出工程と、(c)前記水性溶媒層に炭素数4以上のアルコールなどの有機溶媒を加えて抽出し、脂環式ジオール類を有機溶媒層に分配する第2抽出工程を含むか、又は(2)(d)前記混合物を、水性溶媒を用いた晶析操作に付し、脂環式モノオール類を晶析させる晶析工程と、(e)前記脂環式モノオール類を回収した残液に炭素数4以上のアルコールなどの有機溶媒を加えて抽出し、脂環式ジオール類を有機溶媒層に分配する抽出工程とを含む。
請求項(抜粋):
脂環式モノオール類と脂環式ジオール類とを含む混合物から該モノオール類とジオール類とを分離する方法であって、(b)前記混合物を、少なくとも水を含む水性溶媒と、芳香族系有機溶媒及び炭素数4以上のアルコールから選択された少なくとも1種の有機溶媒とを用いた抽出操作に付し、脂環式モノオール類を有機溶媒層に、脂環式ジオール類を水性溶媒層にそれぞれ分配する第1抽出工程と、(c)前記水性溶媒層に炭素数4以上のアルコール、エステル及びアミンから選択された少なくとも1種の有機溶媒を加えて抽出し、脂環式ジオール類を有機溶媒層に分配する第2抽出工程とを含む脂環式アルコール類の分離方法。
IPC (6件):
C07C 29/86 ,  B01J 31/02 102 ,  C07C 29/50 ,  C07C 35/00 ,  C07C 35/37 ,  C07B 61/00 300
FI (6件):
C07C 29/86 ,  B01J 31/02 102 X ,  C07C 29/50 ,  C07C 35/00 ,  C07C 35/37 ,  C07B 61/00 300
引用特許:
審査官引用 (44件)
  • 酸化反応生成物と酸化触媒との分離方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-216506   出願人:ダイセル化学工業株式会社
  • 特開平2-104553
  • 酸化触媒系およびそれを用いた酸化方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-023631   出願人:ダイセル化学工業株式会社
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引用文献:
審査官引用 (7件)
  • 第4版 実験化学講座1 基本操作I,, 1990, page.161-182
  • J. Org. Chem.,, 1996, Vol.61, No.14, page.4520-4526
  • 日本化学会講演予稿集,, 199803, Vol.74th, No.2,, page.1011
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