特許
J-GLOBAL ID:200903076944691598

信号推定器を用いた位相同期ループ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 勝 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-345773
公開番号(公開出願番号):特開2000-174741
出願日: 1998年12月04日
公開日(公表日): 2000年06月23日
要約:
【要約】【課題】 受信信号に含まれる位相変化を高精度かつ高速に補正する。【解決手段】 信号推定器103はビタビアルゴリズムを用いて送信信号系列の推定を行なっていて、推定信号116および最小パスメトリック信号105を出力する。切替器111は、制御信号119により制御され、速い応答速度が必要となるPLL動作開始から一定期間は最小パスメトリック履歴信号105を選択し、それ以外の場合には推定信号116を選択する。レプリカ生成器112は、切替器111からの出力信号を用いてレプリカ信号118を生成する。パスメトリック履歴信号105を用いたレプリカ信号118の生成は、応答速度が速いが精度が低く、推定信号116を用い場合には応答速度は遅いが精度が高い。
請求項(抜粋):
受信信号に含まれている位相ずれを検出して補正するとともに伝送路歪み除去するための、信号推定器を用いた位相同期ループ回路であって、前記受信信号からビタビアルゴリズムを用いて送信信号系列の推定を行ない推定信号として出力するとともにビタビアルゴリズムにおいてトレースバックを行わずに現時点のパスの状態から信号の仮推定を行った結果得られる最小パスメトリック履歴信号を出力している信号推定器と、制御信号がアクティブの場合には前記推定信号を選択して出力し、前記制御信号がインアクティブの場合には前記最小パスメトリック履歴信号を選択して出力する切替手段と、前記切替手段により選択された信号を用いてレプリカ信号を生成するレプリカ生成手段と、前記レプリカ信号と前記受信信号とから前記受信信号に含まれている位相差を検出して該位相差を補正するフィードバックループ手段と、前記制御信号を、前記フィードバックループ手段が動作開始してから予め定められた一定期間のみインアクティブとする制御信号生成手段とを有する、信号推定器を用いた位相同期ループ回路。
IPC (2件):
H04L 7/033 ,  H03L 7/08
FI (2件):
H04L 7/02 B ,  H03L 7/08 M
Fターム (22件):
5J106AA04 ,  5J106CC01 ,  5J106CC21 ,  5J106CC38 ,  5J106CC41 ,  5J106CC58 ,  5J106DD09 ,  5J106DD13 ,  5J106DD17 ,  5J106DD43 ,  5J106KK03 ,  5J106KK25 ,  5K047AA02 ,  5K047GG09 ,  5K047GG45 ,  5K047KK04 ,  5K047MM15 ,  5K047MM36 ,  5K047MM50 ,  5K047MM53 ,  5K047MM56 ,  5K047MM60
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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