特許
J-GLOBAL ID:200903077063932173

メタン発酵処理方法および処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-351616
公開番号(公開出願番号):特開2002-153899
出願日: 2000年11月17日
公開日(公表日): 2002年05月28日
要約:
【要約】【課題】 アンモニア除去工程において膜分離液から有機性脂肪酸が気相側へ除去されることを防止できるメタン発酵処理方法および処理装置を提供する。【解決手段】 膜分離装置2とアンモニア除去装置5との間に、膜分離液に強塩基を添加する有機性脂肪酸中和装置3を備えているので、膜分離液中の有機性脂肪酸が中和されて中和塩となって揮発性が低下し、後段のアンモニア除去装置5においてスチーム側に除去されない。このため、アンモニア性窒素が除去された脱アンモニア処理液をその後にメタン発酵する際にメタン回収率の低下が起こらない。また、強塩基が添加されて膜分離液のpHが上昇するので、後段のアンモニア除去装置5でのアンモニア除去率が向上される。
請求項(抜粋):
有機性窒素化合物および無機性窒素化合物の少なくとも一方を含有する汚水を嫌気性条件下でメタン発酵させてメタンを回収するメタン発酵工程と、前記メタン発酵処理された発酵処理液を膜分離して膜分離液を得る膜分離工程と、前記膜分離液とスチームとを接触させて前記膜分離液中のアンモニア性窒素を気相側に除去して脱アンモニア処理液を得るアンモニア除去工程とを備えるメタン発酵処理方法において、前記膜分離工程と前記アンモニア除去工程との間に、前記膜分離液に強塩基を添加して前記膜分離液中に含まれる有機性脂肪酸を中和する有機性脂肪酸中和工程を備えることを特徴とする、メタン発酵処理方法。
IPC (10件):
C02F 9/00 501 ,  C02F 9/00 502 ,  C02F 9/00 ,  C02F 9/00 503 ,  C02F 9/00 504 ,  C02F 1/10 ,  C02F 1/20 ,  C02F 1/44 ,  C02F 1/58 ,  C02F 3/28
FI (11件):
C02F 9/00 501 D ,  C02F 9/00 502 E ,  C02F 9/00 502 Z ,  C02F 9/00 503 C ,  C02F 9/00 503 G ,  C02F 9/00 504 A ,  C02F 1/10 ,  C02F 1/20 B ,  C02F 1/44 F ,  C02F 1/58 A ,  C02F 3/28 Z
Fターム (23件):
4D006GA02 ,  4D006KA01 ,  4D006KA71 ,  4D006KB23 ,  4D006KB30 ,  4D034AA26 ,  4D034CA12 ,  4D037AA11 ,  4D037AB12 ,  4D037BA23 ,  4D037BB05 ,  4D037CA03 ,  4D037CA07 ,  4D038AA08 ,  4D038AB10 ,  4D038BA04 ,  4D038BB01 ,  4D038BB03 ,  4D038BB19 ,  4D038BB20 ,  4D040AA01 ,  4D040AA23 ,  4D040AA26
引用特許:
審査官引用 (8件)
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