特許
J-GLOBAL ID:200903077099368169

トロリ線の高さ測定方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-284252
公開番号(公開出願番号):特開平11-108621
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 電気鉄道において、走行する車両上からトロリ線に光を照射し、トロリ線の高さの変化に伴うトロリ線からの反射光の移動量に基づいてトロリ線の高さを光学的に検出する装置であって、トロリ線の高さの変化が大きい区間でも常時トロリ線からの正反射光を受光でき、また受光用カメラからトロリ線までの光路距離が変化しないものを提供する。【解決手段】 直線状のスリッ卜光をトロリ線に照射し、トロリ線からの反射光を移動可能なミラーを介して受光用カメラに導く。受光用カメラの光電変換素子列により得られた二次元画像の中で、正反射光の明るい点の位置が映像の高さ方向の中央になるようにサーボ機構でミラーの位置を制御し、ミラーの位置からトロリ線の高さを算出する。トロリ線の高さ変動に追従してミラーが移動するから常時トロリ線からの正反射光を受光でき、受光用カメラからトロリ線までの光路距離が変化しない。
請求項(抜粋):
測定対象であるトロリ線の下方をこのトロリ線に沿って移動する車両上の投光器から直線状のスリッ卜光をトロリ線を横断するように照射するステップと、前記スリッ卜光のトロリ線からの反射光を、前記車両上のトロリ線の下方位置に設けられたミラーに受け、同車両上のトロリ線の下方位置に設けられた受光用カメラに向けて反射させるステップと、この反射光を、前記カメラ内の光電変換素子列に受けて、反射光の二次元画像信号を得るステップと、この二次元画像信号を信号処理器に取り込み、二次元画像の中の前記トロリ線からの正反射光の位置を、予め設定された一定位置に常時保つように、前記ミラーの位置を前記投光器に対して標準位置から接近あるいは離反する方向に移動させるべくミラー移動手段を制御するステップと、前記ミラーの標準位置からの距離からトロリ線の高さを前記信号処理器で算出するステップとを含むことを特徴とするトロリ線の高さ測定方法。
IPC (3件):
G01B 11/02 ,  G01B 11/00 ,  G01C 3/06
FI (3件):
G01B 11/02 H ,  G01B 11/00 B ,  G01C 3/06 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • トロリ線摩耗測定光学系
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-219041   出願人:財団法人鉄道総合技術研究所
  • トロリー線の高さ測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-069387   出願人:日立電子エンジニアリング株式会社, 株式会社日立製作所, 東日本旅客鉄道株式会社
  • 反射レーザ光を用いた距離測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-048107   出願人:東芝機械株式会社
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