特許
J-GLOBAL ID:200903077142095791
酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法、酸化物被覆軟磁性粉末、圧粉磁心および磁性素子
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
増田 達哉
, 朝比 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-232356
公開番号(公開出願番号):特開2009-088496
出願日: 2008年09月10日
公開日(公表日): 2009年04月23日
要約:
【課題】表面を絶縁性の高い酸化物で被覆してなり、例えば、長期にわたって渦電流損失が小さく、高透磁率の圧粉磁心を製造可能な酸化物被覆軟磁性粉末を安価に製造することができる酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法、かかる製造方法により製造された酸化物被覆軟磁性粉末、およびこの粉末を用いて製造され、高透磁率で耐久性に優れた安価な圧粉磁心、およびこの圧粉磁心を備えた高性能の磁性素子を提供すること。【解決手段】チョークコイル10は、圧粉磁心11と導線12とを有する。圧粉磁心11は、酸化物被覆軟磁性粉末と結合材とを混合し、加圧・成形して得られたものである。この酸化物被覆軟磁性粉末は、Feを主成分とする軟磁性材料の溶湯を、軟磁性材料の融点より200°C以上高温に設定し、10g/m3以上の水蒸気を含む雰囲気下でアトマイズ法に供することにより、粉末化された溶湯の表面を酸化させて酸化物を生成することにより製造される。【選択図】図3
請求項(抜粋):
Feを主成分とする軟磁性材料を溶融してなる溶湯を用い、アトマイズ法により前記軟磁性材料の粒子を製造する際に、
前記アトマイズ法の条件が、以下の(a)および(b)の条件を満たすことにより、前記粒子の表面に、前記軟磁性材料が酸化してなる酸化物で構成された被覆層を形成することを特徴とする酸化物被覆軟磁性粉末の製造方法。
(a)前記溶湯の温度は、前記軟磁性材料の融点をTm[°C]としたとき、Tm+200°C以上である
(b)水蒸気量10g/m3以上の水蒸気含有雰囲気下で行う
IPC (5件):
H01F 1/33
, B22F 1/02
, B22F 1/00
, B22F 9/08
, C22C 38/00
FI (5件):
H01F1/33
, B22F1/02 F
, B22F1/00 Y
, B22F9/08 A
, C22C38/00 303T
Fターム (21件):
4K017AA04
, 4K017BA06
, 4K017BB01
, 4K017BB04
, 4K017BB16
, 4K017EB05
, 4K017EB12
, 4K017FA01
, 4K017FA05
, 4K017FA10
, 4K017FA11
, 4K017FA12
, 4K017FA17
, 4K018BA15
, 4K018BA16
, 4K018BC33
, 4K018BD01
, 4K018KA44
, 5E041BC01
, 5E041BC08
, 5E041HB14
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
圧粉磁心の製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-008234
出願人:株式会社三信
審査官引用 (8件)
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