特許
J-GLOBAL ID:200903077223676900

抵抗スポット溶接方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-100757
公開番号(公開出願番号):特開2007-268604
出願日: 2006年03月31日
公開日(公表日): 2007年10月18日
要約:
【課題】3枚以上の鋼板で構成される板厚比の大きい板組み、特に薄い亜鉛めっき鋼板が電極に接触する板組みにて十分なサイズのナゲットを形成できる抵抗スポット溶接方法を提供する。【解決手段】溶接施工の工程を第1段階と第2段階とに分割し、第1段階を開始するにあたって電極がめっき鋼板に接触するときの加圧力がオーバーシュートしても2.5kNを超えないように制御し、第1段階では低加圧力かつ短時間で抵抗スポット溶接を行ない、第2段階では高加圧力かつ長時間で抵抗スポット溶接を行ない、さらに第1段階の通電開始前におけるめっき鋼板と電極との接触部位の半径d(mm)とめっき鋼板の板厚t(mm)がd<7tを満足する範囲で抵抗スポット溶接を行なう。【選択図】図1
請求項(抜粋):
重ね合わせた2枚以上の鋼板の少なくとも一方の鋼板に板厚の薄い鋼板を重ねた板組みでかつ前記板厚の薄い鋼板とその鋼板と重なる鋼板の少なくともどちらか一方がめっき鋼板である板組みを、一対の電極によって挟み加圧力を加えながら抵抗スポット溶接を行なう抵抗スポット溶接方法において、溶接施工の工程を第1段階と第2段階とに分割し、前記第1段階を開始するにあたって前記電極が前記板厚の薄い鋼板に接触するときの加圧力がオーバーシュートを生じても2.5kNを超えないように制御し、前記第1段階では低加圧力かつ短時間で抵抗スポット溶接を行ない、前記第2段階では高加圧力かつ長時間で抵抗スポット溶接を行ない、さらに第1段階の通電開始前における前記板厚の薄い鋼板と前記電極との接触部位の半径d(mm)と前記板厚の薄い鋼板の板厚t(mm)がd<7tを満足する範囲で抵抗スポット溶接を行なうことを特徴とする抵抗スポット溶接方法。
IPC (3件):
B23K 11/11 ,  B23K 11/16 ,  B23K 11/24
FI (4件):
B23K11/11 540 ,  B23K11/16 311 ,  B23K11/24 315 ,  B23K11/24 340
Fターム (2件):
4E065EA04 ,  4E065EA06
引用特許:
出願人引用 (3件)

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