特許
J-GLOBAL ID:200903077406576467

耐HIC性に優れた高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083541
公開番号(公開出願番号):特開平11-279639
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】API 規格X65 に加えてX70,X80 といった高強度材で、耐HIC 性に優れた鋼材を経済的に安定して製造する方法を提供する。【解決手段】重量% で、C:0.03〜0.08%,Si:0.05 〜0.5%,Mn:1 〜1.8%,P≦0.01%,S ≦0.002%,Nb:0.02〜0.05%,Ti:0.005〜0.02%,Al:0.01 〜0.07%,Ca:0.0005 〜0.0025% を含有し、かつCeq ≧0.28% であり、残部Fe及び不可避的不純物からなり、さらに取鍋精錬時のスラグのトータルFe+MnOが0.5 〜3%を満足する鋼を1000〜1200°Cに加熱して熱間圧延し、鋼板表面温度で500 °C以下となるまで加速冷却した後、一旦冷却を中断し、鋼板表面温度が500 °C以上になるまで復熱させる。次いで、再び600 °C以下の鋼板表面温度まで、3 〜50°C/秒の鋼板平均冷却速度で加速冷却する。但し、Ceq=C%+Mn%/6+(Cu%+Ni%)/15+(Cr%+Mo%+V%)/5
請求項(抜粋):
重量%で、C:0. 03〜0.08%と、Si:0.05〜0.5%と、Mn:1〜1.8%と、P:0.01%以下と、S:0.002%以下と、Nb:0.005〜0.05%と、Ti:0.005〜0.02%と、Al:0.01〜0.07%と、Ca:0.0005〜0.004%とを含有し、かつ炭素当量:Ceq≧0.28%であり、残部Fe及び不可避的不純物からなり、さらに取鍋精錬時のスラグのトータルFe+MnOが0.5〜3%を満足する鋼板を製造する方法において、該鋼を1000〜1200°Cに加熱して熱間圧延する工程と、熱間圧延された鋼板を、鋼板表面温度で500°C以下となるまで加速冷却した後、一旦冷却を中断し、鋼板表面温度が500°C以上になるまで復熱させる工程と、鋼板表面温度が500°C以上になるまで復熱させた鋼板を、再び600°C以下の鋼板表面温度まで、3〜50°C/秒の鋼板平均冷却速度で加速冷却する工程と、を備えたことを特徴とする、耐HIC性に優れた高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法。但し、炭素当量:Ceq=C%+Mn%/6+(Cu%+Ni%)/15+(Cr%+Mo%+V%)/5
IPC (4件):
C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
FI (4件):
C21D 8/02 C ,  C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/14 ,  C22C 38/58
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (3件)

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