特許
J-GLOBAL ID:200903077430091474

能動騒音制御方法及び該方法を実施する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 幸彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-317563
公開番号(公開出願番号):特開平7-175486
出願日: 1993年12月17日
公開日(公表日): 1995年07月14日
要約:
【要約】【目的】騒音低減動作中の環境変化による騒音低減効果の低下や発散を防止し、あるいは、必要な騒音低減効果を維持しつつ信号処理のための演算量を低減する。【構成】コントローラ5は、騒音源1が発生する音波と干渉して騒音を低減する付加音波の発生を制御するための演算処理に用いる伝達関数の推定値を騒音低減動作中に変化させ、環境の変化によって騒音低減効果が低下するのを防止する。具体的には、伝達関数の推定値と真値との間にずれが生じた場合には伝達関数の推定値を変化させ、あるいは、伝達関数の振幅にしきい値を設け、これを越えるタップ数の推定値のみを使用して付加音波の発生を制御し、騒音低減効果が低下したときにはしきい値を小さくして制御に使用するタップ数を増加させる。
請求項(抜粋):
到達する音波をエラー信号に変換する消音エラーセンサと、前記消音エラーセンサに到達する音波にこれと逆位相で同振幅の音波を付加する付加音源とを用い、前記付加音源の入力信号と前記消音エラーセンサの出力信号の間の伝達関数の推定値を用いて騒音源の情報に対応する基準信号を処理して前記付加音源を制御し、前記消音エラーセンサに到達する音波を低減するように付加音波を発生する能動騒音制御方法において、騒音低減動作中に環境変化に応じて前記基準信号処理に使用する前記伝達関数の推定値を変化させることを特徴とする能動騒音制御方法。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  B60R 11/02 ,  H03H 17/02 ,  H03H 21/00
引用特許:
出願人引用 (3件)

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