特許
J-GLOBAL ID:200903077758870500

バルブタイミング調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 服部 雅紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287082
公開番号(公開出願番号):特開平7-139319
出願日: 1993年11月16日
公開日(公表日): 1995年05月30日
要約:
【要約】【目的】 スプール制御弁のシール長さを確保しスリーブ軸長を短くするようにしたバルブタイミング調整装置を提供する。【構成】 カム軸側部材とクランク軸側部材との位相(進角量)を変更する油圧ピストン8の位置は、進角側油圧室14または遅角側油圧室12へ供給される油量により決まる。前記両油圧室14、12への油の供給量は制御弁10により調整される。制御弁10のスリーブ23に設けられる前記開口部23a、23b、23c、23d、23eは、スリーブ外周の周方向の一部分に形成される。溝状に形成される開口部23a、23b、23c、23d、23eは、隣り合う溝についてシ-ル長さが十分に確保できるように円周方向に180度および軸方向に微小距離ずらして配置される。従って、制御弁10のスリーブ全長を短くでき、しかもスリーブ全長を短くしてもシール長さを大きくとれる。
請求項(抜粋):
内燃機関の吸気バルブまたは排気バルブの少なくとも一方のバルブを駆動するためのカム軸と、このカム軸の一方の端部に設けられ、内燃機関のクランク軸と同期して回転力を前記カム軸に伝達するカム軸駆動手段と、クランク軸側部材とカム軸側部材との間に噛合され、内外周に設けられる歯のうち少なくともいずれか一方がはす歯であり、前記クランク軸側部材の回転を前記カム軸側部材に伝達する筒状の歯車と、油圧によって前記歯車を軸方向移動させ、前記クランク軸側部材に対して前記カム軸側部材を相対回動させる少なくとも1つの油圧室を有する歯車駆動手段と、前記側油圧室、ドレン室及びポンプ室に各独立して連通する複数の開口部を有し、前記複数の開口部のうち少なくとも1組の隣り合う開口部が周方向にずらした位置関係にあるスリーブと、前記複数の開口部を選択的に開閉する複数のランド部を有し、前記スリーブに嵌合して軸方向に摺動可能なスプールとからなり、前記油圧室へ油を供給または排出する一定量スプール制御弁と、を備えたことを特徴とするバルブタイミング調整装置。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F02D 11/06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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