特許

J-GLOBAL ID：200903077992110889

複合膜、その製造方法及び水素分離膜

発明者： 鈴木 敏重 ,  アルフレド・パチェコ・タナカ ,  マルゴット・ヨサ・タンコ ,  水上 富士夫
出願人/特許権者： 独立行政法人産業技術総合研究所
代理人 (1件)： 阿形 明
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2005-256411
公開番号（公開出願番号）：特開2006-095521
出願日： 2005年09月05日
公開日（公表日）： 2006年04月13日
要約：

【課題】 多孔質基材に金属層を配した複合膜において、それを薄膜化しても、性能に影響する程の機械的な欠陥やピンホールを生じることのなく、強度を保持させ、ひっかきや接触による損傷やはがれのないようにすること、さらにこのような複合膜を水素分離膜に特化する場合には、好ましくは水素脆性の欠点を解消することにある。【解決手段】 上記複合膜を、(A)多孔質基材、(B)多孔質材とその細孔隙に充填され該細孔隙を閉塞する金属とからなる金属緻密充填材及び(C)多孔質保護材が順に成層されてなり、多孔質基材、多孔質材及び多孔質保護材が通気性であるものとする。多孔質材及び多孔質保護材は好ましくは多孔質基材より小さい平均細孔径を有し、或いは微粒子由来のもの又は多孔質セラミックス、中でもセラミックス微粒子含有被着物の焼成物である。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

(A)多孔質基材、(B)多孔質材とその細孔隙に充填され該細孔隙を閉塞する金属とからなる金属緻密充填材及び(C)多孔質保護材が順に成層されてなり、多孔質基材、多孔質材及び多孔質保護材が通気性のものである複合膜。

IPC (3件)：

B01D 69/12 ,  B01D 71/02 ,  C04B 38/00

FI (3件)：

B01D69/12 ,  B01D71/02 500 ,  C04B38/00 303Z

Fターム (20件)：

4D006GA41 ,  4D006MA02 ,  4D006MA03 ,  4D006MA06 ,  4D006MA07 ,  4D006MA09 ,  4D006MA10 ,  4D006MB04 ,  4D006MC03X ,  4D006NA46 ,  4D006NA50 ,  4D006NA63 ,  4D006NA64 ,  4D006PA01 ,  4D006PB66 ,  4D006PC80 ,  4G019FA01 ,  4G019FA03 ,  4G019FA11 ,  4G019FA13

引用特許：

審査官引用 (6件)

• 水素分離材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-246156   出願人：東燃株式会社
• 水素分離材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-294852   出願人：東燃株式会社
• ガス分離体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-073449   出願人：日本碍子株式会社
• 水素分離膜の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-180165   出願人：松下電器産業株式会社
• 水素分離体及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-181483   出願人：日本碍子株式会社
• ガス分離体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-393850   出願人：日本碍子株式会社