特許
J-GLOBAL ID:200903078325763064

超伝導薄膜を用いた変圧器型限流方法及び限流器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-056930
公開番号(公開出願番号):特開2002-262450
出願日: 2001年03月01日
公開日(公表日): 2002年09月13日
要約:
【要約】【課題】 本願発明は、SN転移抵抗型超伝導限流器における極低温における高電圧電気絶縁と超伝導薄膜素子の熱負荷の問題を解決するため、高電圧電気絶縁を常温で行い、高価な大面積超伝導薄膜を使った限流素子の使用量をできるだけ減らす方式を提案するものである。【解決手段】 極低温における高電圧の電気絶縁問題を回避するために(常伝導の)変圧器を導入し、1次側を高電圧、2次側を低電圧に設定する。この変圧器の2次側に、大面積の絶縁体基板上に作製した、高臨界電流密度と常伝導時の高抵抗率を有する高温超伝導酸化物薄膜の限流素子を接続する。高電圧電気絶縁は常温の変圧器1次側コイルに分担させ、超伝導限流素子には2次側の低電圧・大電流の制御作用を分担させることにより、超伝導素子の熱負荷を軽減できるため、高電圧対応可能で低価格の限流器を実現できる。
請求項(抜粋):
超伝導時の高臨界電流密度と常伝導時の高抵抗率を有する高温超伝導酸化物薄膜と変圧器とを組み合わせ、電力系統の短絡事故時において誘導成分を主体とした大きなインピーダンスを生じさせることによって事故電流を抑制する変圧器型限流方法。
IPC (2件):
H02H 9/02 ZAA ,  H01F 36/00 ZAA
FI (2件):
H02H 9/02 ZAA B ,  H01F 36/00 ZAA
Fターム (4件):
5G013AA01 ,  5G013AA04 ,  5G013BA01 ,  5G013CA02
引用特許:
審査官引用 (8件)
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