特許
J-GLOBAL ID:200903078564961900
三次元四重極イオントラップ質量分析装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
高田 幸彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-004632
公開番号(公開出願番号):特開平9-231938
出願日: 1997年01月14日
公開日(公表日): 1997年09月05日
要約:
【要約】【課題】本発明は農薬等に普通に見られる有機塩素化化合物や極性化合物を分析する際にほとんど試料を分解せず、信頼性よく分析することが出来る三次元四重極イオントラップ質量分析装置を提供することにある。【解決手段】イオントラップは二つの離れて置かれたエンドキャップ電極14、16及びこれらの電極間に配置されたリング電極18を含む。これらの電極はモリブテンで作られる。これらの電極によって形成されるイオントラップ空洞40には三次元四重極電界が形成され、ここにガスクロマトグラフ36からの試料が導入される。この試料は電子源からの電子衝撃によってイオン化され、蓄積される。生成されたイオンは無線周波数源27から発生される無線周波数の振幅を走査することにより取り出され、検出器44によって検出される。
請求項(抜粋):
リング電極及びその両側に配置されたエンドキャップ電極を用いて三次元四重極電界空間を形成し、その空間に試料を導入してイオン化し、それによって生成されたイオンを前記空間にトラップし、そのトラップされたイオンを前記試料の質量分析のために選択的に前記空間から射出させる三次元四重極イオントラップ質量分析装置において、前記空間に導入された試料が接触する表面はモリブテン、金、タングステン又はタンタルで形成されていることを特徴とする三次元四重極イオントラップ質量分析装置。
IPC (3件):
H01J 49/34
, G01N 27/62
, G01N 30/72
FI (3件):
H01J 49/34
, G01N 27/62 K
, G01N 30/72 A
引用特許:
審査官引用 (6件)
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四重極電極
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-231658
出願人:日本原子力研究所, 住友電気工業株式会社
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圧力測定又は質量分析用イオン化室
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-302684
出願人:新技術事業団, 大島忠平
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特開昭58-030056
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水素センサー
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-271551
出願人:日本原子力研究所, 東京システム開発株式会社
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特開平3-089442
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加工性の良好なモリブデン材及びその製造法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-183155
出願人:日本鉱業株式会社
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