特許
J-GLOBAL ID:200903078755992741

標識色素を不要とする結合性分析対象物質の分析方法ならびにそれに用いる分析キット

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-377375
公開番号(公開出願番号):特開2004-205435
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】色素等の標識を用いずに、分析対象物質の分子間相互作用の解析を水溶液中において行うこと、複数の分析対象物質の検出を特異的かつ定量的に行うことを目的とする。【解決手段】分析対象物質と量論関係をなすラマン活性物質に、群をなしている貴金属コロイドからなる表面増強ラマン散乱の基質を共存させて、その増強電場による表面増強ラマン散乱を測定して行う。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
分析対象物質と、分析対象物質結合性分子と、分析対象物質と競合して該分析対象物質結合性分子と結合する、少なくとも一つ以上のラマン活性分子と、表面増強ラマン散乱の基質からなる系であって、該ラマン活性分子の該分析対象物質結合性分子に対する結合力が該分析対象物質よりも弱いことを特徴とする系において、該分析対象物質結合性分子と該ラマン活性分子が結合した複合体に分析対象物質を加え、分析対象物質の置換によって該ラマン活性分子を遊離せしめ、次いで表面増強ラマン散乱の基質で捕捉し、この状態で励起光を照射し、発生する該ラマン活性分子の表面増強ラマン散乱光を測定することを特徴とする分析対象物質の分析方法。
IPC (4件):
G01N21/65 ,  G01N33/53 ,  G01N33/543 ,  G01N33/566
FI (6件):
G01N21/65 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/53 M ,  G01N33/53 N ,  G01N33/543 595 ,  G01N33/566
Fターム (9件):
2G043AA03 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA01 ,  2G043EA03 ,  2G043JA01 ,  2G043KA01 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)
引用文献:
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