特許
J-GLOBAL ID:200903079042139360
スラストころ軸受およびトルクコンバータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
伊藤 英彦
, 森下 八郎
, 吉田 博由
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-014190
公開番号(公開出願番号):特開2008-180284
出願日: 2007年01月24日
公開日(公表日): 2008年08月07日
要約:
【課題】保持器と軌道輪との組立性を損なうことなく、かつ分離を有効に防止したスラストころ軸受を提供する。【解決手段】スラストころ軸受11は、複数のころ12と、保持器13と、一組の軌道輪14,15とを備え、保持器13と一組の軌道輪14,15とを30N未満では分離しないように連結した。外周鍔部14cと保持器13の外縁部との間および内周鍔部15cと保持器13の内縁部との間には偏芯回転を許容する軸受内部隙間が設けられている。第1および第2の爪部14d,15dのうちの少なくとも一方は、曲げ加工によって形成された張出部である。保持器13が軌道輪14,15に対して径方向一方側に最大限偏ったときの爪部14d,15dと保持器13との最小掛かり代をσとすると、-0.1mm≦σ≦0.5mmを満たす。【選択図】図13
請求項(抜粋):
複数のころと、前記複数のころを保持する保持器と、前記複数のころが転走する軌道面を有する一組の軌道輪とを備え、前記保持器と前記一組の軌道輪とを30N未満では分離しないように連結したスラストころ軸受であって、
前記一組の軌道輪のうちの一方は、前記軌道面の外周端から軸方向に延びる円筒形状の外周鍔部と、前記外周鍔部の先端から内径側に突出して前記保持器の軸方向移動を制限する第1の爪部とを有する円環状の部材からなる第1の軌道輪であり、
前記一組の軌道輪のうちの他方は、前記軌道面の内周端から軸方向に延びる円筒形状の内周鍔部と、前記内周鍔部の先端から外径側に突出して前記保持器の軸方向移動を制限する第2の爪部とを有する円環状の部材からなる第2の軌道輪であり、
前記外周鍔部と前記保持器の外縁部との間および前記内周鍔部と前記保持器の内縁部との間には前記第1の軌道輪と前記第2の軌道輪との偏芯回転を許容する軸受内部隙間が設けられ、
前記第1および第2の爪部のうちの少なくとも一方は、曲げ加工によって形成された張出部であり、
前記第1の爪部と保持器との係合、及び前記第2の爪部と保持器との係合によって、前記第1の軌道輪と前記第2の軌道輪と前記保持器とが連結され、
前記保持器が前記軌道輪に対して径方向一方側に最大限偏ったときの前記爪部と前記保持器との最小掛かり代をσとすると、-0.1mm≦σ≦0.5mmを満たす、スラストころ軸受。
IPC (6件):
F16C 19/30
, F16C 33/54
, F16C 33/64
, F16H 41/24
, F16C 33/56
, F16C 33/62
FI (6件):
F16C19/30
, F16C33/54 Z
, F16C33/64
, F16H41/24 A
, F16C33/56
, F16C33/62
Fターム (28件):
3J101AA13
, 3J101AA32
, 3J101AA42
, 3J101AA53
, 3J101AA62
, 3J101BA34
, 3J101BA52
, 3J101BA63
, 3J101DA02
, 3J101DA09
, 3J101FA04
, 3J101FA06
, 3J101FA31
, 3J101GA11
, 3J701AA13
, 3J701AA32
, 3J701AA42
, 3J701AA53
, 3J701AA62
, 3J701BA34
, 3J701BA52
, 3J701BA63
, 3J701DA02
, 3J701DA09
, 3J701FA04
, 3J701FA06
, 3J701FA31
, 3J701GA11
引用特許:
出願人引用 (5件)
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スラスト軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-272336
出願人:NTN株式会社
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スラストころ軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-296915
出願人:日本精工株式会社
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スラストころ軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-002423
出願人:日本精工株式会社
-
スラストころ軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-075236
出願人:日本精工株式会社
-
スラスト軸受
公報種別:公開公報
出願番号:特願2002-057462
出願人:NTN株式会社
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