特許
J-GLOBAL ID:200903079146472088

内燃機関の排ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樋口 武尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-278926
公開番号(公開出願番号):特開平9-119310
出願日: 1995年10月26日
公開日(公表日): 1997年05月06日
要約:
【要約】【課題】 機関冷間時における始動直後から素早く触媒コンバータを活性化させ、排ガス浄化能力を維持すること。【解決手段】 内燃機関1の運転状態に基づきECU12で算出された燃料噴射量がインジェクタ14によって内燃機関1に供給される。このとき、触媒コンバータ4が活性化領域内にないときには、燃料噴射量が増量補正されると共に、2次空気供給口10から2次空気量が触媒コンバータ4に流入される。このように、内燃機関1の冷間始動直後であっても、触媒コンバータ4の一部が活性化温度に達すると同時に、燃料噴射量を理論空燃比に対して増量させ、且つ2次空気量を供給させることで、その増量分の燃料の触媒コンバータ4内での反応による反応熱により、触媒コンバータ4自身及び排ガス温度を活性化温度以上に維持でき、排ガス浄化能力を向上することができる。
請求項(抜粋):
内燃機関で検出される種々のパラメータに基づき内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段で検出された前記内燃機関の運転状態に基づき燃料噴射量を算出する燃料噴射量演算手段と、前記燃料噴射量演算手段で算出された燃料噴射量に基づき前記内燃機関に燃料を供給する燃料供給手段と、前記内燃機関の排気通路途中に設置され、排ガスを浄化する触媒コンバータと、前記触媒コンバータの温度・浄化率特性における所定の活性化領域を設定する目標浄化率設定手段と、前記運転状態検出手段で検出された前記内燃機関の運転状態で、前記触媒コンバータが前記目標浄化率設定手段で設定された所定の活性化領域内にないときには、前記燃料噴射量演算手段で算出された前記燃料噴射量を増量補正する燃料噴射量補正手段と、前記触媒コンバータの上流側の前記排気通路内に2次空気を供給する2次空気供給手段と、前記運転状態検出手段で検出された前記内燃機関の運転状態に基づき前記2次空気供給手段によって前記2次空気量の供給を制御する2次空気量制御手段とを具備することを特徴とする内燃機関の排ガス浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/20 ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/32 ,  F02D 41/14 310 ,  F02D 41/14
FI (6件):
F01N 3/20 H ,  F01N 3/20 C ,  F01N 3/22 301 G ,  F01N 3/32 Z ,  F02D 41/14 310 K ,  F02D 41/14 310 C
引用特許:
審査官引用 (3件)

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