特許
J-GLOBAL ID:200903079231315102
有機EL素子及びその製造方法、並びに有機ELディスプレイ
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
長谷川 芳樹
, 寺崎 史朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-237650
公開番号(公開出願番号):特開2006-059878
出願日: 2004年08月17日
公開日(公表日): 2006年03月02日
要約:
【課題】 発光効率の向上及び発光輝度、発光効率などの素子特性を長期間にわたって高水準に維持することが可能な長寿命の有機EL素子及び有機ELディスプレイを提供すること。【解決手段】 有機EL素子1のホール注入電極層12と電子注入電極層18との間に配置された発光層20に、アントラセン構造を有するポリマーを含有させると共にその電子注入電極18に近い側の表面付近にバンドギャップ4.0eV以上のホールブロック性化合物を含有する改質部16を設け、更に、ホール注入電極層12と発光層20との間に電子親和力3.0eV以下のホール輸送性化合物を含有する電子ブロック層13を設ける。これにより、発光層20におけるホール及び電子の双方の移動度が高められ、両者が効率よく再結合するようにキャリアバランス良好な状態に保つことができ、発光輝度、発光効率などの素子特性を長期間にわたって高水準に維持することが可能となる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
互いに対向して配置されたホール注入電極及び電子注入電極と、
前記ホール注入電極と前記電子注入電極との間に配置され、アントラセン構造を有するポリマーを含有し、且つ電子注入電極に近い側の表面付近に、バンドギャップ4.0eV以上のホールブロック性化合物を含有する改質部を有する発光層と、
前記ホール注入電極と前記発光層との間に配置され、電子親和力3.0eV以下のホール輸送性化合物を含有する電子ブロック層と、
を備えることを特徴とする有機EL素子。
IPC (3件):
H01L 51/50
, C09K 11/06
, H05B 33/10
FI (4件):
H05B33/14 B
, C09K11/06 680
, H05B33/10
, H05B33/22 D
Fターム (8件):
3K007AB02
, 3K007AB03
, 3K007AB11
, 3K007AB14
, 3K007AB18
, 3K007DB03
, 3K007FA00
, 3K007FA01
引用特許:
出願人引用 (1件)
-
有機EL素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願2003-069137
出願人:TDK株式会社
審査官引用 (17件)
全件表示
前のページに戻る