特許
J-GLOBAL ID:200903079248560739

骨粗鬆症診断装置及び骨粗鬆症診断方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054030
公開番号(公開出願番号):特開平9-327459
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 放射線被爆の心配がなく、簡易型で、診断精度を上げる。【解決手段】 超音波変換要素であるセル11,12,...が2次元状に多数配列されてなる超音波トランスデューサアレイ3を備え、該超音波トランスデューサアレイ3を被験者の所定の骨を覆う皮膚表面に当て、セル11,12,...の一つずつから順次超音波パルスを骨に向けて所定の回数発射させ、このときの骨からのエコーを各セル11,12,...によって受信する。そして、受信したエコーデータについて、骨からの反射波を平面波問題に帰着させる平面波問題帰着処理を行い、平面波問題に帰着されたときの上記骨の反射波情報を算出し、算出結果から皮質骨及び界面骨の音響インピーダンスを算出し、算出された骨の音響インピーダンスに基づいて骨粗鬆症を判断する。また、骨の反射波情報を固有値問題として取り扱うこともでき、このように取り扱えば、骨の形状測定が不要となる。
請求項(抜粋):
N個(Nは2以上の自然数)の超音波変換要素の2次元状又は1次元状配列からなる超音波トランスデューサアレイと、前記各超音波変換要素に接続される超音波送受信手段と、前記各超音波変換要素からの受信信号をデジタル変換するA/D変換器と、N個ある前記超音波変換要素のうち、第j番目の超音波変換要素からの超音波パルス発射による骨からのエコーを第i番目の超音波変換要素によって受信して、受信エコー波形Sij(t)を計測するエコー波形計測手段と、この計測を必要な組み合わせについて行い、N×Nの散乱行列[Sij(t)]を求める散乱行列作成手段と、求められた前記散乱行列[Sij(t)]を時間でフーリエ変換するフーリエ変換手段と、フーリエ変換されたN×Nの散乱行列[Sij(ω)]に基づいて、被験者の骨の反射波情報を算出する反射波情報算出手段とを備えてなることを特徴とする骨粗鬆症診断装置。
引用特許:
出願人引用 (5件)
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