特許
J-GLOBAL ID:200903079353140990
車両用ブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-183852
公開番号(公開出願番号):特開平10-310045
出願日: 1997年07月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 車両制動時に、一つの配管系統における第1及び第2の車輪のブレーキ液圧を調節することにより、制動性能を向上することができる車両用ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 ステップ230では、各車輪毎に車輪スリップ量Xsを算出する。ステップ250では、車輪が路面限界に近づいているか否かを、車輪スリップ量Xsが所定の基準値KXs以上であるか否かによって判断する。ステップ260では、例えば右前輪FRが路面限界に近づいていると判断されたので、第1の減圧制御弁15を連通状態にし、第1のホイールシリンダ9からブレーキ液をリザーバ17に逃がして、第1のホイールシリンダ圧を低減する。ステップ270では、ポンプ23を駆動して、リザーバ17からブレーキ液を汲み上げ、第2のホイールシリンダ圧を上昇させて、左後輪RLの制動力を上げる。
請求項(抜粋):
車両制動時に乗員に操作されるブレーキペダルと、該ブレーキペダルの操作に応じたブレーキ液圧を発生するブレーキ液圧発生手段と、該ブレーキ液圧発生手段からのブレーキ液圧が伝達されて、第1の車輪に制動力を発生する第1の車輪制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段からのブレーキ液圧が伝達されて、第2の車輪に制動力を発生する第2の車輪制動力発生手段と、前記ブレーキ液圧発生手段と前記第1及び第2の車輪制動力発生手段とを連通する第1の管路と、該第1の管路内のブレーキ液を収容可能な収容手段と、前記第1の車輪及び第2の車輪がそれぞれ路面限界に近づいたか否かを判断する判断手段と、該判断手段によって、前記第1の車輪が路面限界に近づいたと判断された場合には、前記第1の管路を介して、前記ブレーキ液圧発生手段及び前記第1の車輪制動力発生手段におけるブレーキ液を同時に前記収容手段に収容する第1の制御手段と、前記第1の制御手段が実行された際に、略同時に、前記収容手段に収容されたブレーキ液を前記第1の管路中に吐出する吸引吐出手段と、を備えることを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
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