特許
J-GLOBAL ID:200903079459218778

バルブタイミング可変装置搭載車両のエンジン保護方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-059727
公開番号(公開出願番号):特開2004-270488
出願日: 2003年03月06日
公開日(公表日): 2004年09月30日
要約:
【課題】電動モータで位相変換部を駆動するバルブタイミング可変装置では、電動モータのモータ軸とカムシャフトとが共回りする場合、電動モータがロックすると、カムシャフトもロックし、位相変換部およびカムシャフトに過負荷がかかる。【解決手段】電動モータ6がロックすると、位相変換部4とモータ軸21との間に通常よりも大きい所定以上の回転負荷が加わる。すると、モータ軸21と位相変換部4との間で回転動力を伝達するピン23に形成された安全装置40の部分でピン23が折れ、モータ軸21と位相変換部4との間の回転伝達が遮断される。この結果、カムシャフト1および位相変換部4がロックせず、位相変換部4およびエンジンの破損が防がれる。また、ロックした電動モータ6がエンジントルクで駆動されないため、モータハウジング31等が破損してエンジンオイルが外部に洩れる不具合もない。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
エンジンの駆動軸によって回転駆動される入力部材と、 バルブ開閉用のカムシャフトに結合された出力部材と、 通電により回転出力を発生する電動モータと、 この電動モータの回転出力によって前記入力部材と前記出力部材の回転位相を変化させる位相変換部と、 を備えるバルブタイミング可変装置において、 前記電動モータの故障時に、前記電動モータのモータ軸と前記位相変換部との間で回転伝達を遮断して前記エンジンを保護することを特徴とするバルブタイミング可変装置搭載車両のエンジン保護方法。
IPC (2件):
F01L1/34 ,  F01L1/46
FI (2件):
F01L1/34 Z ,  F01L1/46 B
Fターム (10件):
3G016BA25 ,  3G016DA01 ,  3G016DA25 ,  3G018AB08 ,  3G018BA09 ,  3G018BA29 ,  3G018CA13 ,  3G018FA01 ,  3G018FA07 ,  3G018GA39
引用特許:
審査官引用 (3件)

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