特許
J-GLOBAL ID:200903079481691304

アンチロックブレーキ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-268882
公開番号(公開出願番号):特開平10-114265
出願日: 1996年10月09日
公開日(公表日): 1998年05月06日
要約:
【要約】【課題】路面摩擦係数が低い状態でのアクチュエータで発生する作動音を抑制しながら良好なアンチロックブレーキ制御を行う。【解決手段】3チャンネルの車輪速検出値Vwi (i=FL,FR,R)に基づいて車体速度勾配VXK及び推定車体速度VX を算出し、前回のアクチュエータに対する制御信号の状態と今回のマスタシリンダ圧PMCF,PMCR に基づいて今回の各ホイールシリンダに対する推定ホイールシリンダ圧Pi を算出し、緩増圧モードにおける初期状態で、低摩擦係数路面であるときに、高摩擦係数路面より大きな初期緩増圧量ΔPZ0iを設定すると共に、緩増圧周期を高摩擦係数路面より長く設定し(ステップS93b,S94a)、次回の緩増圧量ΔPZi を小さく設定することにより(ステップS99)、単位時間当たりの増圧量を小さくし、アクチュエータで発生する脈動を抑制して、作動音を抑制する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダからのマスタシリンダ圧をもとに制御対象車輪に配設された制動用シリンダの流体圧を制御するアクチュエータと、前記制御対象車輪の車輪速度を検出する車輪速度検出手段と、前記車輪速度検出手段の車輪速度検出値に基づいて車体速度を推定する車体速度推定手段と、前記車輪速度検出手段の車輪速度検出値及び車体速度推定手段の車体速度に基づいて前記アクチュエータの制動圧を制御する制動圧制御手段とを備えたアンチロックブレーキ制御装置において、路面摩擦係数を検出する路面摩擦係数検出手段を備え、前記制動圧制御手段は、前記路面摩擦係数検出手段の路面摩擦係数検出値が小さい場合に、減圧モード後に緩増圧モードとなったとき初期増圧量を路面摩擦係数検出値が大きい場合の増圧量より大きくすると共に、その後の単位時間当たりの緩増圧量を小さく設定する低摩擦係数路面用補正手段を有することを特徴とするアンチロックブレーキ制御装置。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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