特許
J-GLOBAL ID:200903079502118936

流体流れに置かれる鈍頭物体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 大城 重信 ,  山田 益男 ,  佐藤 文男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-250427
公開番号(公開出願番号):特開2005-003206
出願日: 2004年08月30日
公開日(公表日): 2005年01月06日
要約:
【課題】 流体流れに置かれて、境界層に剥離に伴って物体の後流側表面に沿って生じる流体流れを阻止することにより、大規模なカルマン渦の発生と成長を防止して、抵抗係数を低減することを可能にする鈍頭物体を提供する。【解決手段】 流体の流れFに対して上流側表面が鈍頭曲面となった鈍頭物体1の後流側には、後流側表面に沿った流体の流れを阻害するために、流れ阻害部としての板部材が設けられている。板部材は、前記円柱体2に阻害板として最大厚み部5において流れに対して左右に平行板7L、7Rが取り付けられている。鈍頭物体1の最大厚さよりやや下流域では主流方向と逆向きの流れが生じ、圧力抵抗を発生するが、円柱体の最大厚み部に平行板を設けることによって、逆流は平行板によって整流され、円柱体の場合と比べて抵抗が小さくなる。【選択図】 図5
請求項(抜粋):
流体の流れ方向に対して上流側表面が鈍頭曲面となった鈍頭本体と、前記鈍頭本体の後流側表面に沿った前記流体の流れを阻害するために前記鈍頭本体の後流側に設けられた流れ阻害部とからなり、 前記鈍頭本体は、流体の流れ方向に対して軸線が交差した状態に配置された円柱表面を持つ円柱状物体であり、 前記流れ阻害部は、前記円柱状物体の後流側に前記流体の主流方向で見た前記円柱状物体の投影幅内の範囲で取り付けられた板部材であり、且つ該板部材は、前記円柱状物体の前記流体の主流に対して最大厚さを示す少なくとも一方の位置から前記主流方向と平行に延びる状態に取り付けられた平行板であることを特徴とする流体流れに置かれる鈍頭物体。
IPC (1件):
F15D1/12
FI (1件):
F15D1/12 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 登録実用新案第3063323号公報
  • 実願昭54-114137号のマイクロフィルム
審査官引用 (5件)
  • 特開昭61-038240
  • 自動車の室外ミラー装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-092297   出願人:株式会社豊田中央研究所, 株式会社東海理化電機製作所
  • 自転車用フロントフォーク
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-326175   出願人:ルックソシエテアノニム
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