特許
J-GLOBAL ID:200903079837032912

絶縁状態監視装置、および絶縁状態監視方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 橋本 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-036134
公開番号(公開出願番号):特開2005-227132
出願日: 2004年02月13日
公開日(公表日): 2005年08月25日
要約:
【課題】電路の電圧・電流に高調波が含まれる場合にもその影響を受けることなく有効分電流Igrを高い精度で検出する。【解決手段】低圧電路の接地線の零相電流I0(t)と対地電圧V(t)を検出し、零相電流と対地電圧をそれぞれディジタル値の瞬時値データに変換し、瞬時値データの1サイクル分の離散値データから、電路の基本周波数成分のディジタルフーリエ変換を行って零相電流と対地電圧の基本周波数成分をそれぞれ抽出し、この基本周波数成分の基本波フーリエ係数からベクトルの内積演算によって有効分電流Igrを求め、有効分電流Igrの大小から絶縁状態を判定する。 対地電圧が低レベルにあるときに、有効分電流による絶縁状態監視に代えて、零相電流による絶縁状態監視に切替える。絶縁状態判定は、その検出特性に扇形の位相特性を持って判定する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
低圧電路の接地線に流れる零相電流のうち、電路の電圧と同相の電流成分Igrを検出し、この電流成分Igrの大小によって絶縁状態を監視する絶縁状態監視装置であって、 接地線の零相電流I0(t)と対地電圧V(t)を検出する計測手段と、 前記零相電流I0(t)と対地電圧V(t)をそれぞれディジタル値の瞬時値データに変換する変換手段と、 前記瞬時値データの1サイクル分の離散値データから、電路の基本周波数成分のディジタルフーリエ変換を行って零相電流I0(t)と対地電圧V(t)の基本周波数成分をそれぞれ抽出し、この基本周波数成分の基本波フーリエ係数からベクトルの内積演算によって有効分電流Igrを求めるディジタル演算手段と、 前記有効分電流Igrの大小から絶縁状態を判定する絶縁状態判定手段とを備えたことを特徴とする絶縁状態監視装置。
IPC (1件):
G01R31/02
FI (1件):
G01R31/02
Fターム (5件):
2G014AA17 ,  2G014AA19 ,  2G014AB02 ,  2G014AB33 ,  2G014AC18
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (10件)
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