特許
J-GLOBAL ID:200903080016523223

誤加工防止装置および誤加工防止方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 西教 圭一郎 ,  杉山 毅至 ,  廣瀬 峰太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-137769
公開番号(公開出願番号):特開2005-321890
出願日: 2004年05月06日
公開日(公表日): 2005年11月17日
要約:
【課題】 NC旋盤などの加工装置において、工具がワークの仕上げ形状に干渉することを防止することができる誤加工防止装置および誤加工防止方法を提供する。【解決手段】 リアルタイム干渉チェック部11は、カウンタ部12から通知された工具位置の履歴から工具の移動速度を算出し、次に、停止指令を出した場合に停止すると予測される停止位置を、算出した移動速度から推定し、推定した停止位置が干渉領域に入っているか否かを判定する。工具の停止位置が干渉領域に入っているときは、NC機械30に停止指令を出力し、工具が停止した後に、工具とワークの仕上げ形状が干渉しているか否かを判定する。工具とワークの仕上げ形状が干渉していないときは、NC機械30に減速指令で再加速(所定の速度より遅い速度での移動)を指令する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
工具を移動させてワークを所定の仕上げ形状に加工する加工装置によって移動される前記工具の工具位置における工具形状と前記ワークの仕上げ形状とが干渉しているか否かを判定する干渉チェック手段と、 前記干渉チェック手段の判定結果に応答して、前記工具の工具位置における工具形状と前記ワークの仕上げ形状とが干渉しているとき、前記工具の移動を停止する停止指令を前記加工装置に出力する指令出力手段と、 前記工具位置の履歴に基づいて前記工具の移動速度を算出する速度算出手段と、 前記指令出力手段が停止指令を出力したとき、前記工具が停止すると予測される停止位置を、前記速度算出手段によって算出された移動速度に基づいて推定する位置推定手段とを含み、 前記干渉チェック手段は、前記位置推定手段が推定した停止位置における前記工具の工具形状が前記ワークの仕上げ形状と干渉するか否かを判定し、 前記指令出力手段は、前記干渉チェック手段の判定結果が干渉することを示しているとき、前記工具の移動を停止する停止指令を前記加工装置に出力することを特徴とする誤加工防止装置。
IPC (3件):
G05B19/19 ,  B23B1/00 ,  B23Q15/00
FI (3件):
G05B19/19 M ,  B23B1/00 N ,  B23Q15/00 301K
Fターム (8件):
3C045AA10 ,  3C045EA02 ,  5H269AB02 ,  5H269BB14 ,  5H269EE01 ,  5H269EE13 ,  5H269NN01 ,  5H269PP03
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特公平7-29254号公報
  • 特公平3-63761号公報
審査官引用 (3件)
  • 数値制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-113398   出願人:豊田工機株式会社
  • 加工装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-260465   出願人:豊田工機株式会社
  • CNCのリミットチェック方式
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-291058   出願人:ファナック株式会社

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