特許
J-GLOBAL ID:200903080209440597

超臨界水酸化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大澤 斌 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-019385
公開番号(公開出願番号):特開2000-093926
出願日: 1999年01月28日
公開日(公表日): 2000年04月04日
要約:
【要約】【課題】 無機固形物を含む有機物、例えば下水汚泥を処理する際に、無機固形物を沈降・堆積させることなく、十分な反応時間を確保できる超臨界水酸化装置を提供する。【解決手段】 本超臨界水酸化装置40は、反応物を予熱する予熱部44と、反応物を超臨界水酸化反応させる反応部42と、反応生成物を冷却する冷却部46、48とを備え、無機固形物を含む有機物と酸化剤とからなる反応物に超臨界水酸化処理を施す。予熱部の反応物流路は、反応物中の無機固形物が沈降、堆積する第1の限界流速以上の流速で反応物が流れる断面積を有し、冷却部の反応生成物流路は、反応生成物中の無機固形物が沈降、堆積する第2の限界流速以上の流速で反応生成物が流れる断面積を有する。反応部は、反応物が所定時間滞留しつつ下向き流れで流れるように構成され、かつ、反応部の断面積は、予熱部の反応物流路及び冷却部の反応生成物流路のいずれの断面積よりも広くなっている。好適には、反応部の入口近傍に邪魔板を設け、短絡流の発生を防止する。
請求項(抜粋):
反応物を予熱する予熱部と、予熱された反応物を超臨界水酸化反応させる反応部と、反応器から流出した反応生成物を冷却する冷却部とを備え、無機固形物を含む有機物と酸化剤とからなる反応物に超臨界水酸化処理を施す超臨界水酸化装置において、予熱部に設けられた反応物の流路は、反応物中の無機固形物が沈降、堆積する第1の限界流速以上の流速で反応物が流れるようにした断面積を有し、冷却部に設けられた反応生成物の流路は、反応生成物中の無機固形物が沈降、堆積する第2の限界流速以上の流速で反応生成物が流れるようにした断面積を有し、反応部は、反応物が所定時間滞留しつつ下向き流れで流れるように構成され、かつ、反応部の断面積は、予熱部の反応物流路及び冷却部の反応生成物流路のいずれの断面積よりも広くなっていることを特徴とする超臨界水酸化装置。
IPC (4件):
B09B 3/00 ,  B01J 3/00 ,  B01J 19/00 ,  C02F 11/08
FI (4件):
B09B 3/00 304 H ,  B01J 3/00 A ,  B01J 19/00 Z ,  C02F 11/08
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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