特許
J-GLOBAL ID:200903080289512038

断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-272337
公開番号(公開出願番号):特開2001-096404
出願日: 1999年09月27日
公開日(公表日): 2001年04月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆超硬合金製切削工具。【解決手段】炭化タングステン基超硬合金基体表面に、(a)平均層厚(A)0.1〜5μmで、粒状結晶組織を有し、残留引張応力存在(B)の、TiC、TiN、TiCN、TiCON、およびTiCNOの1種以上からなるTi化合物層と、(b)A2〜15μmで、Bの、上方部分層と、Bの、下方部分層からなり、その2つの層は相互に連続した縦長成長組織を有し、上方部分層は、前記2〜15μmの20〜40%のAを有するTiCN層と、(c)それと同様なA、組織、層を有するTiC層と、(d)A0.5〜10μmで、粒状結晶組織を有し、BのAl2O3と、で構成された硬質被覆層を5〜25μmの全体のAで化学蒸着してなる、表面被覆超硬合金製切削工具。
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、(a) いずれも0.1〜5μmの平均層厚および粒状結晶組織を有し、かつ残留引張応力が存在する、炭化チタン層、窒化チタン層、炭窒化チタン層、炭酸化チタン層、および炭窒酸化チタン層のうちの1種または2種以上からなるTi化合物層と、(b) 2〜15μmの平均層厚を有し、残留圧縮応力が存在する上方部分層と残留引張応力が存在する下方部分層からなり、前記上方部分層と前記下方部分層は相互に連続した縦長成長結晶組織を有し、かつ前記上方部分層は、前記2〜15μmの平均層厚の20〜40%に相当する層厚を有する炭窒化チタン層と、(c) 2〜15μmの平均層厚を有し、残留圧縮応力が存在する上方部分層と残留引張応力が存在する下方部分層からなり、前記上方部分層と前記下方部分層は相互に連続した縦長成長結晶組織を有し、かつ前記上方部分層は、前記2〜15μmの平均層厚の20〜40%に相当する層厚を有する炭化チタン層と、(d) 0.5〜10μmの平均層厚および粒状結晶組織を有する酸化アルミニウム層と、で構成された硬質被覆層を5〜25μmの全体平均層厚で化学蒸着してなる、断続重切削で硬質被覆層がすぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (2件):
B23B 27/14 ,  C23C 16/30
FI (2件):
B23B 27/14 A ,  C23C 16/30
Fターム (20件):
3C046FF03 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF22 ,  3C046FF25 ,  4K030AA03 ,  4K030AA10 ,  4K030AA17 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB03 ,  4K030CA03 ,  4K030DA02 ,  4K030JA01 ,  4K030LA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (9件)
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