特許
J-GLOBAL ID:200903080453713422

質量分析システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 作田 康夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-152693
公開番号(公開出願番号):特開2005-091344
出願日: 2004年05月24日
公開日(公表日): 2005年04月07日
要約:
【課題】 本発明の目的は、タンパク質やペプチドをタンデム質量分析により、構造解析する際、既に計測済みの、多量に発現するタンパク質由来のペプチドイオンをタンデム質量分析ターゲットとして回避し、これまで分析が困難であった微量なタンパク質由来のペプチドなどをタンデム質量分析ターゲットとして自動的に、測定の実時間内に判定処理することである。【解決手段】 本発明では、上記課題を、既に計測した蛋白質、及び、それに由来するペプチドデータを内部データベースに自動格納し、それらと計測データを高精度に照合、同位体ピーク判定することにより、未計測のペプチドピークを、次のタンデム分析ターゲットとして選定する処理を計測の実時間内に実施し、同じタンパク質由来のペプチドの重複計測を回避する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
質量分析装置の測定対象となる物質をイオン化するイオン化手段と、前記イオン化手段により生成されたイオンの中から特定の質量対電荷比m/zを持つイオン種を選択して解離させる手段と、測定対象となるイオン種の選択と解離および測定を複数段階繰り返す質量分析システムにおいて、 n-1回(nはn≧1の整数)のイオン種の選択及び解離を行い、前記選択および解離が行われたイオンの質量対電荷比に対する測定強度のピークを取得する質量分析データ取得手段と、前記マススペクトルデータ取得手段により取得されたイオンの質量対電荷比に対する測定強度のピークと所定のイオン種の特性データとを比較することにより前記選択および解離が行われたイオンが前記所定のイオン種と一致する可能性の有無を判定する一致度判定手段と、前記一致度判定手段の判定結果に基づき、n段階目の質量分析の次の分析内容を判定する次分析内容判定手段とを有することを特徴とする質量分析システム。
IPC (2件):
G01N27/62 ,  H01J49/26
FI (5件):
G01N27/62 V ,  G01N27/62 D ,  G01N27/62 L ,  G01N27/62 X ,  H01J49/26
Fターム (1件):
5C038HH28
引用特許:
出願人引用 (6件)
全件表示
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る