特許
J-GLOBAL ID:200903080476662744

内燃機関の可変バルブタイミング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-236620
公開番号(公開出願番号):特開平11-082073
出願日: 1997年09月02日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】 カム軸の基準位置(最遅角位置)の学習精度を向上する。【解決手段】 吸気側のカム軸の最遅角位置は、クランク軸の基準位置(クランク軸センサ信号が発生する位置)よりも進角方向にずれているため、クランク軸センサとカム軸センサの出力から求められるカム/クランク軸位相差AVONは、見掛上のカム/クランク軸位相差である。従って、実際の進角量(実進角量)AVTAを検出するには、クランク軸に対するカム軸の最遅角位置(位相差AVTL)を学習し、見掛上のカム/クランク軸位相差AVONからこの最遅角位置の学習値AVTLを差し引いて実進角量AVTAを算出する(AVTA=AVON-AVTL)。この際、最遅角位置の学習は運転領域毎に行う。この運転領域には、少なくともエンジン回転数を含み、これに負荷を追加しても良く、更に、制御空燃比、点火時期、冷却水温等を追加しても良い。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸に対するカム軸の位相差を調整するカム軸位相調整手段と、前記クランク軸の位相を検出するクランク軸位相検出手段と、前記カム軸の位相を検出するカム軸位相検出手段と、前記クランク軸位相検出手段及び前記カム軸位相検出手段の検出結果から見掛上のカム/クランク軸位相差を算出する位相差算出手段と、前記クランク軸に対する前記カム軸の基準位置を学習する学習手段と、前記見掛上のカム/クランク軸位相差を前記学習手段の学習値で校正する校正手段と、前記校正手段で校正されたカム/クランク軸位相差を目標値に合わせるように前記カム軸位相調整手段を制御することでバルブタイミングを可変制御する制御手段とを備えた内燃機関のバルブタイミング制御装置において、前記学習手段は、前記基準位置を運転領域毎に学習し、前記校正手段は、前記学習手段の学習値のうち、現在の運転領域に対応する学習値を用いて前記見掛上のカム/クランク軸位相差を校正することを特徴とする内燃機関の可変バルブタイミング制御装置。
IPC (5件):
F02D 13/02 ,  F01L 1/34 ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 45/00 340 ,  F02D 45/00 362
FI (5件):
F02D 13/02 G ,  F01L 1/34 Z ,  F02D 41/04 320 ,  F02D 45/00 340 C ,  F02D 45/00 362 A
引用特許:
審査官引用 (5件)
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