特許
J-GLOBAL ID:200903080698836503
列車運行制御システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
大岩 増雄
, 児玉 俊英
, 竹中 岑生
, 村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-169994
公開番号(公開出願番号):特開2005-349870
出願日: 2004年06月08日
公開日(公表日): 2005年12月22日
要約:
【課題】 既存システムで搭載されている安価な車上装置ならびに伝送手段を利用して、ダイヤ乱れ時に、先行列車の駅待避の際に、後続列車の必要以上の減速を回避し、遅延増大を回避することができる列車運行制御システムを得る。【解決手段】 軌道回路の落下扛上情報から列車状態推定手段12によって先行列車の位置及び速度を予測し、この予測された先行列車の列車状態から先行列車が待避した駅の進路開通時刻を列車走行予測手段13により予測し、この予測された進路開通時刻に基づき、後続列車が最高速度で進路を通過するように、惰行情報選択手段23によって予め作成された惰行パターンDB22から惰行情報選択手段23により後続列車の惰行情報を選択し、この選択された惰行情報を後続列車に送信し、後続列車の情報受信手段31により受信された惰行情報に基づき、自動列車制御手段32により後続列車を惰行させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
先行列車が待避した駅の進路開通時刻を予測し、区間及び速度情報を含む惰行情報を後続列車に送信する地上装置、及びこの地上装置から送信された惰行情報に基づき列車を惰行運転する車上装置を備え、上記地上装置は、軌道回路の落下及び扛上情報から待避する先行列車の位置及び速度の列車状態を推定する列車状態推定手段と、この列車状態推定手段により推定された先行列車の列車状態から上記先行列車が待避した駅の進路を後続列車のために通過側に開通させる進路開通時刻を予測する列車走行予測手段と、この列車走行予測手段により予測された進路開通時刻に基づき、後続列車が高速で上記進路を通過するように、予め作成された惰行パターンから上記後続列車の惰行情報を選択する惰行情報選択手段と、この惰行情報選択手段により選択された惰行情報を上記後続列車に送信する情報送信手段とにより構成され、上記車上装置は、上記地上装置の情報送信手段により送信された惰行情報を受信する情報受信手段と、この情報受信手段により受信された惰行情報に基づき、自列車を惰行運転する自動列車制御手段とにより構成されていることを特徴とする列車運行制御システム。
IPC (2件):
FI (2件):
B61L27/00 K
, B60L15/40 B
Fターム (12件):
5H115PA01
, 5H115PC02
, 5H115PG01
, 5H115PI01
, 5H115PU01
, 5H161AA01
, 5H161BB02
, 5H161BB06
, 5H161CC03
, 5H161EE07
, 5H161JJ27
, 5H161JJ29
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (4件)