特許
J-GLOBAL ID:200903080896774211

空気抜き取り機能を備えた流体圧作動型ピストン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-107274
公開番号(公開出願番号):特開2001-304292
出願日: 2001年04月05日
公開日(公表日): 2001年10月31日
要約:
【要約】【課題】 油圧流体の漏れを確実に防止すると共に捕捉空気を速やかに排出する。【解決手段】 トルク伝達機構(10)は、キャビティ(20)内に摺動可能に配置された油圧作動型ピストン(22)を有する。ピストン及びキャビティにより形成された適用チャンバー(32)は、トルク伝達機構が係合されるべきとき油圧流体で満たされる。一つ又はそれ以上のガス透過性で液体不透過性のマット(74)が、チャンバーとトランスミッションの非液体領域との間の通路内に固定される。トルク伝達機構の初期係合の間、捕捉空気は、液体の漏れが禁止される一方で、マットを通ってチャンバー外へ推し進められる。回転式トルク伝達機構(クラッチ)では、マットは、チャンバーの最内側周辺部の近傍に設置される。静止トルク伝達機構(ブレーキ)では、マットはチャンバーの頂部最外側周辺部の近傍に設置される。
請求項(抜粋):
トルク伝達機構であって、ハウジングと、前記ハウジング内に形成された選択的に加圧される流体キャビティと、前記キャビティ内に摺動可能に配置され、且つ、該キャビティと協働して流体チャンバーを形成するピストンであって、該チャンバーは、前記トルク伝達機構と選択的に係合するため前記ピストンを軸方向に移動させるように油圧流体で加圧される、前記ピストンと、前記チャンバーと該チャンバーの外側の位置との間を連通させる通路と、前記チャンバーから該チャンバーの外側の位置へとガスの通過を可能にするため、前記通路内に固定されたガス透過性のマットと、を含む、トルク伝達機構。
Fターム (8件):
3J057AA04 ,  3J057BB04 ,  3J057CA03 ,  3J057DA01 ,  3J057EE10 ,  3J057GA44 ,  3J057HH01 ,  3J057JJ04
引用特許:
審査官引用 (5件)
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