特許
J-GLOBAL ID:200903080945270275

繊維潜り角算出方法およびシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 金山 聡
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-144607
公開番号(公開出願番号):特開2000-338054
出願日: 1999年05月25日
公開日(公表日): 2000年12月08日
要約:
【要約】【課題】天然木材を撮影することにより得られるデータを基に算出した繊維潜り角の分布を、対向する一組の辺で繊維潜り角が連続して変化するように補正することが可能な繊維潜り角算出方法およびシステムを提供する。【解決手段】 天然木材1に正対してカメラ3が配置される。光源2は天然木材1の表面を照明可能な位置に複数配置されている。処理装置4は、天然木材1上の各画素行(x軸方向の画素の並び)位置に対する光源2の照明角度θ=atan(dy/dz)、各画素位置と光源2との距離d=√(dx2+dy2+dz2)を求め、距離dを基に撮影により得られた画素の輝度値を補正した後、輝度値が最大となる照明角度を求め、その照明角度に基づいて繊維潜り角を定める。次に、各画素位置における繊維潜り角が登録された2次元スカラー場に対して、バイアス整合部9が繊維潜り角の分布の偏りの除去を行う。偏りが除去された2次元スカラー場に対して、繊維潜り角整合部10が2次元スカラー場の1辺の繊維潜り角と対向する辺の繊維潜り角が滑らかに変化するように整合する。
請求項(抜粋):
天然木材を複数の異なる角度から照明して撮影する工程と、撮影した各画像の各画素行位置について、光源の各画素行位置に対する照明角度を求める工程と、光源と各画素位置との距離に基づいて撮影して得られた輝度値を補正して補正輝度値を求める工程と、この補正輝度値のうち、最大輝度を与える光源の照明角度を求める工程と、得られた最大輝度を与える光源の照明角度に基づいて各画素位置における繊維潜り角を定める工程と、得られた繊維潜り角の各画素行位置における分布の偏りを除去する工程と、最上位から所定数行の画素行位置における繊維潜り角と最下位から所定数行の画素行位置における繊維潜り角が同一値になるように整合処理する工程と、を有することを特徴とする繊維潜り角算出方法。
IPC (3件):
G01N 21/898 ,  G01B 11/26 ,  G01N 33/46
FI (3件):
G01N 21/898 Z ,  G01B 11/26 H ,  G01N 33/46
Fターム (20件):
2F065AA31 ,  2F065CC00 ,  2F065EE00 ,  2F065FF01 ,  2F065FF04 ,  2F065GG24 ,  2F065HH03 ,  2F065HH14 ,  2F065JJ03 ,  2F065JJ13 ,  2F065JJ19 ,  2F065JJ26 ,  2F065QQ03 ,  2F065QQ27 ,  2F065QQ42 ,  2G051AA90 ,  2G051AB07 ,  2G051BB01 ,  2G051CA01 ,  2G051CB01
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (3件)
引用文献:
出願人引用 (1件)
  • 京都大学農学部演習林報告, 19891213, 第61号, p.292〜300

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