特許
J-GLOBAL ID:200903080972729115

衝撃吸収ステアリング装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-004802
公開番号(公開出願番号):特開2003-127873
出願日: 2002年01月11日
公開日(公表日): 2003年05月08日
要約:
【要約】【課題】自動車の衝突時に衝撃吸収するためにステアリングコラムを車体から離脱させる離脱荷重の調節が困難である。【解決手段】本衝撃吸収ステアリング装置1では、ステアリングコラム4を衝突時に離脱可能に支持する支持機構20を有する。支持機構20は、ステアリングコラム4に固定されるアッパブラケット12と、車体に固定される上部固定ブラケット15と、両ブラケット12,15の支持孔32,35を挿通する支軸14とを有する。支持孔35には、衝突時に支軸14の相対移動を案内可能な開放溝36が形成される。支軸14の周縁47に当接して支軸14を支持孔35に保持する曲げ変形可能な保持板40を設けた。保持板40は、衝突時に支軸14により曲げ変形して開放溝36内への支軸14の進出を許容する。保持板40をシビアに寸法設定せずとも、離脱荷重を所定値に容易に調節できる。
請求項(抜粋):
ステアリングシャフトを回転自在に支持するステアリングコラムと、ステアリングコラムを衝突時に離脱させることができるように支持する支持機構と、衝突時のステアリングコラムの車体に対する移動に伴って衝撃を吸収する衝撃吸収機構とを備え、上記支持機構は、車体に固定される固定ブラケットと、ステアリングコラムに固定される可動ブラケットと、両ブラケットの側板の支持孔を挿通する支軸とを含み、上記一方のブラケットは、当該一方のブラケットの支持孔の周縁の一部を、当該一方のブラケットの端縁に開放させるとともに衝突時に支軸の相対移動を案内可能な開放溝と、支軸の周縁に当接して支軸を上記一方のブラケットの支持孔に保持する曲げ変形可能な保持板とを含み、この保持板は、衝突時に支軸から受ける所定の曲げ荷重で曲げ変形して開放溝内への支軸の進出を許容することを特徴とする衝撃吸収ステアリング装置。
Fターム (4件):
3D030DE05 ,  3D030DE35 ,  3D030DE37 ,  3D030DE45
引用特許:
審査官引用 (3件)

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