特許
J-GLOBAL ID:200903081167165791
予混合圧縮自己着火式エンジン用燃料
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森田 順之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-321239
公開番号(公開出願番号):特開2009-167398
出願日: 2008年12月17日
公開日(公表日): 2009年07月30日
要約:
【課題】予混合圧縮自己着火燃焼における燃焼反応を制御し、エンジン熱効率の向上を達成する予混合圧縮自己着火式エンジン用燃料の提供。【解決手段】下記の(1)〜(6)の全ての性状を満たし、かつ、(7)または(8)の要件を満たす予混合圧縮自己着火式エンジン用燃料。(1)C5〜C10のノルマルパラフィン合計含有量25〜70容量%、(2)C6〜C11の芳香族系炭化水素含有量30〜75容量%、(3)オレフィン系炭化水素含有量20容量%以下、(4)含酸素炭化水素含有量酸素原子換算で5質量%以下、(5)リサーチ法オクタン価70以上、92未満、(6)蒸留性状の初留点30°C以上、終点220°C以下、(7)400サイクルの連続した最大圧力上昇率の平均値がPRFに比べて15%以上小さく、(8)最大圧力上昇率が、平均有効圧力の400サイクルの平均値が、同一リサーチ法オクタン価のPRFと比較して20%以上増大する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
下記の(1)〜(6)の全ての性状を満たし、かつ、(7)または(8)の要件を満たす燃料であることを特徴とする予混合圧縮自己着火式エンジン用燃料。
(1)C5からC10までのノルマルパラフィンの合計含有量が25容量%以上、70容量%以下であること。
(2)C6からC11までの芳香族系炭化水素の含有量が30容量%以上、75容量%以下であること。
(3)オレフィン系炭化水素の含有量が20容量%以下であること。
(4)含酸素炭化水素の含有量が酸素原子換算で5質量%以下であること。
(5)リサーチ法オクタン価が70以上、92未満であること。
(6)蒸留性状の初留点が30°C以上、終点が220°C以下であること。
(7)同一のエンジン運転条件(エンジンの圧縮比、回転数、過給圧力、吸気管内温度、空気流量、バルブタイミング、EGR率、燃料噴射開始タイミング)において、同一の平均有効圧力値及び高温酸化反応燃焼重心値(HTHR CA50)を示す正標準燃料(Primary Reference Fuel:以下、PRFと略記する。)と比較して、400サイクルの連続した最大圧力上昇率の平均値がPRFに比べて15%以上小さい燃料。
(8)同一のエンジン運転条件(エンジンの圧縮比、回転数、過給圧力、吸気管内温度、空気流量、バルブタイミング、EGR率、燃料噴射開始タイミング)において、最大圧力上昇率が同一の条件で計測される図示平均有効圧力の400サイクルの平均値が、同一リサーチ法オクタン価のPRFと比較して20%以上増大する燃料。
IPC (3件):
C10L 1/08
, C10L 1/185
, C10L 1/19
FI (3件):
C10L1/08
, C10L1/185
, C10L1/19
Fターム (3件):
4H013CD01
, 4H013CD06
, 4H013CE03
引用特許:
引用文献:
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