特許
J-GLOBAL ID:200903081310471149

モータ駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 深見 久郎 ,  森田 俊雄 ,  武藤 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-228058
公開番号(公開出願番号):特開2008-054420
出願日: 2006年08月24日
公開日(公表日): 2008年03月06日
要約:
【課題】短絡故障に起因する過電流からインバータおよび電源線を保護可能なモータ駆動装置を提供する。【解決手段】制御装置30は、モータジェネレータMG1の駆動時にインバータ14のIGBT素子のいずれかに過電流が検出されたことに応じて、インバータ14の異常と判定する。制御装置30は、異常判定に応じてインバータ14を運転停止状態とすると共に、電流センサ24からのモータ電流MCRT1に基づいて短絡相を特定する。制御装置30は、車両の停止制御時に実行されるコンデンサC2のディスチャージ処理において、短絡相の上下アームを構成する2つのIGBT素子を同時にオンさせる。これにより、当該2つのIGBT素子は、過大な短絡電流を受けて熱損失が急増し、短絡故障に至る。その結果、車両の牽引時にモータジェネレータMG1に発生した逆起電力によりインバータおよび電源線が過電流となるのが抑制される。【選択図】図1
請求項(抜粋):
多相モータと、 第1および第2電源線へ直流電圧を供給可能に設けられた電源と、 前記第1および第2電源線と前記多相モータとの間で電力変換を行なう電力変換装置と、 前記多相モータの出力が目標出力に一致するように前記電力変換装置を制御する制御装置とを備え、 前記電力変換装置は、 各々が、導電線を介して前記多相モータの各相コイルに接続される複数のアーム回路を含み、 前記複数のアーム回路の各々は、前記第1および第2電源線間に前記各相コイルとの接続点を介して直列接続された第1および第2のスイッチング素子を有し、 前記制御装置は、前記複数のアーム回路の中から短絡故障したアーム回路が検出されたことに応じて、前記短絡故障したアーム回路の前記第1および第2のスイッチングを導通状態に固定する、モータ駆動装置。
IPC (1件):
H02M 7/48
FI (1件):
H02M7/48 M
Fターム (10件):
5H007AA17 ,  5H007BB06 ,  5H007CA01 ,  5H007CB02 ,  5H007CB05 ,  5H007CC23 ,  5H007DA04 ,  5H007DB03 ,  5H007FA03 ,  5H007FA13
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • インバータ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-077028   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 界磁巻線型回転電機の制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-189259   出願人:株式会社デンソー
  • 電源装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-154503   出願人:三菱電機株式会社

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