特許
J-GLOBAL ID:200903081514129920

液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-064481
公開番号(公開出願番号):特開2003-262872
出願日: 2002年03月08日
公開日(公表日): 2003年09月19日
要約:
【要約】【課題】 斜め方向のコントラストを実用上十分に高く維持し、着色や階調つぶれを許容範囲内に抑えた垂直配向モードの液晶表示装置を確実に提供する。【解決手段】 垂直配向モードの液晶セル11と偏光板12との間に、面内方向のリターデーションがRp〔nm〕の正の1軸性フィルム14、当該フィルム14と偏光板12との間に、厚み方向のリターデーションがRn〔nm〕の負の1軸性フィルム15を配する。さらに、各偏光板12・13の基材フィルムの厚み方向のリターデーションをRtac〔nm〕、上記Rpに関するパラメータα1〔nm〕を35+(Rlc/80-4)2 ×3.5+(360-Rlc)×Rtac/850、上記Rnに関するパラメータβ1〔nm〕をRlc-1.9×Rtacとするとき、上記Rpをα1の80%〜120%に、上記Rnを上記β1の60%〜90%に設定する。
請求項(抜粋):
液晶を挟持すると共に当該液晶の液晶分子を表面に概ね垂直に配向させる2枚の基板が設けられた液晶セルと、当該液晶セルの両側に配され、それぞれの吸収軸が互いに直交するように配された2枚の偏光板と、上記両偏光板の一方および上記液晶セルの間に配され、正の1軸異方性を有する第1位相差フィルムと、当該偏光板および第1位相差フィルムの間に配され、負の1軸異方性を有する第2位相差フィルムとを備え、上記両偏光板には、光軸が上記基板に概ね垂直になるように配置され、負の1軸異方性を有する基材フィルムが設けられ、上記第1位相差フィルムの遅相軸は、上記液晶から見て同じ側の上記偏光板の吸収軸と直交するように配され、上記第2位相差フィルムの光軸が上記基板に概ね垂直になるように配されている液晶表示装置において、上記第1位相差フィルムの面内方向のリターデーションをRp〔nm〕、上記第2位相差フィルムの厚み方向のリターデーションをRn〔nm〕、上記基材フィルムの厚み方向のリターデーションをRtac〔nm〕、上記液晶の厚み方向のリターデーションをRlc〔nm〕とし、上記Rpに関するパラメータα〔nm〕を、α=35+(Rlc/80-4)2 ×3.5+(360-Rlc)×Rtac/850上記Rnに関するパラメータβ〔nm〕を、β=Rlc-1.9×Rtacとするとき、上記リターデーションRpは、上記αの80%以上かつ120%以下の値に設定されていると共に、上記リターデーションRnは、上記βの60%以上かつ90%以下の値に設定されていることを特徴とする液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/13363 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1337
FI (3件):
G02F 1/13363 ,  G02B 5/30 ,  G02F 1/1337
Fターム (20件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BB03 ,  2H049BC22 ,  2H090KA05 ,  2H090LA06 ,  2H090LA09 ,  2H090LA15 ,  2H090MA01 ,  2H091FA02Y ,  2H091FA08X ,  2H091FA08Z ,  2H091FA11X ,  2H091FA11Z ,  2H091FC08 ,  2H091GA13 ,  2H091HA07 ,  2H091KA02 ,  2H091LA17 ,  2H091LA19
引用特許:
審査官引用 (4件)
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