特許
J-GLOBAL ID:200903081554411490

アンモニア含有排水の水処理方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 日比 紀彦 ,  岸本 瑛之助 ,  渡邊 彰 ,  清末 康子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-176270
公開番号(公開出願番号):特開2006-346580
出願日: 2005年06月16日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】 嫌気性アンモニア酸化法(anammox法)により原水(排水)を生物脱窒する方法において、担体表面へのバイオフィルム(微生物膜)の形成を抑制する。PVAゲル担体の表面付近だけでなく、担体内部まで菌体が入り込み、増殖することよって、担体の利用効率を高めることができて、高効率な窒素除去を果たし得る、アンモニア含有排水の水処理方法及びその装置を提供する。【解決手段】 アンモニア含有排水の水処理方法は、アンモニア性窒素を含む排水を亜硝酸性窒素の存在下に脱窒微生物により生物脱窒する脱窒反応槽2を備えている。脱窒微生物は脱窒反応槽2内で担体8に固定され、脱窒微生物を固定した担体8は、脱窒反応槽2内で上向流で循環する流動層を形成する。脱窒反応槽2の循環水流入部における流入水の流速を高めることにより、担体8の流動状態を局所的に高めて、担体8表面に形成されるバイオフィルム(微生物膜)を破壊する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
アンモニア性窒素を含む原水(排水)を亜硝酸性窒素の存在下に、アンモニア性窒素を水素供与体、亜硝酸性窒素を水素受容体とする脱窒微生物により生物脱窒する脱窒反応槽を備えており、該脱窒微生物は脱窒反応槽内で担体に固定され、脱窒微生物を固定した担体は、脱窒反応槽内で上向流で循環する流動層を形成しているアンモニア含有排水の水処理方法であって、脱窒反応槽の循環水流入部における流入水の流速を高めることにより、担体の流動状態を局所的に高めて、担体表面に形成されるバイオフィルム(微生物膜)を破壊することを特徴とする、アンモニア含有排水の水処理方法。
IPC (3件):
C02F 3/34 ,  C02F 3/10 ,  C02F 3/28
FI (6件):
C02F3/34 101A ,  C02F3/34 101B ,  C02F3/34 101D ,  C02F3/10 A ,  C02F3/28 A ,  C02F3/28 B
Fターム (18件):
4D003AA14 ,  4D003BA02 ,  4D003CA08 ,  4D003DA01 ,  4D003DA21 ,  4D003EA14 ,  4D003EA30 ,  4D003FA02 ,  4D003FA10 ,  4D040AA04 ,  4D040AA34 ,  4D040AA53 ,  4D040AA61 ,  4D040BB04 ,  4D040BB42 ,  4D040BB56 ,  4D040BB82 ,  4D040BB91
引用特許:
出願人引用 (12件)
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審査官引用 (9件)
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